高齢老夫婦優遇の格安きっぷで豪華特急グリーン席に納まり、北海道を周遊した。
懐かしい青春18きっぷの旅もした。特急列車が無ければ普通列車に乗らざるを得ない。釧網本線が該当する。
網走駅を発車、冬季には流氷が見える北浜駅、原生花園駅、走行するオホーツク海岸線からは知床半島、知床斜里駅から斜里岳・海別岳を遠望、釧北トンネルを抜け、内陸の屈斜路湖と摩周湖の狭間の硫黄岳の麓の川湯温泉駅が最高所の標高162m、知床斜里駅と有人駅は二つだけの摩周駅では赤線に金線二本の帽子の駅長が列車を見送る国鉄時代の情景を目にする。
標茶駅を過ぎ、塘路駅から釧路湿原の中を釧路駅に向かう総延長166.2キロ、26駅、駅間距離は6.6キロ、最高速度は80キロで3時間36分だから表定速度は46.2キロ、最大勾配25パーミル。
唯一の快速「してとこ摩周号」、南斜里・南弟子屈・細岡の三駅を通過して時間短縮たったの10分、駅間距離が都会に比して極めて長い為で、普通が快速である。
縁あってしばしば乗車した飯田線、総延長195.7キロ、94駅、駅間距離は2.1キロ、最高速度は85キロで6時間36分だから表定速度は29.7キロ、最大勾配40パーミルで最高所は羽場駅の723m、参考資料である。