TOYOTAが27日発表した4月の国内生産台数は、東日本大震災に伴う大幅減産が響き、前年同月比78・4%減の5万3823台と大幅に落ち込んだ。国内販売は68・0%減の3万7332台。
必要な時に必要なものを必要なだけ生産するTOYOTA生産方式の視点からすると作り過ぎの無駄が発生した。1万6491台売れ残ってしまった。
自動車が供給不足で暴動が起きた話を聞かない。情報化社会の消費者は生産できなければ買い控える優しさがある。
しかし生活必需品は容赦しない。水・米・インスタント食品はマーケットから消えた。
自動車が生産出来ない問題は顧客の問題でなく、経済なる魔物の問題。