風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

夢幻の世間

2011年05月29日 08時36分17秒 | 随想

太陽が顔を出し明るくなったから目覚め寝床を離れる。

薪で焚いたご飯、大根の葉っぱの味噌汁そして目刺し。

梅干入りの握り飯と沢庵の昼飯を腰にぶら下げ、鍬を担いで畑に出掛ける。

夕焼けが空を染め、カラスが鳴くから野菜を担いで帰ろう。

貰い物の獣肉と畑の恵みの鍋を囲炉裏の火で煮て頂く。

働らかざる者食うべからずはキリスト教の他律的規範。

一日なさざれば一日食らわずと百丈和尚。

本日は農作業に精を出したから一杯の焼酎を堂々と頂き、気分よく寝床に入る。

福島原発が爆発、連鎖恐怖で浜岡原発が止まり電力不足で戸惑う人間の夢を見る。

電気が無くても生きられる。自分を律すれば困難は消える。

 


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