風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

栄枯盛衰・一栄一落

2012年06月09日 07時22分37秒 | 随想

鎌倉界隈を旅した。有名な稲村ガ崎ですと案内を受けた。

恥ずかしながら知らず、帰宅して調べた。

鎌倉は東・北・西の三方を山で囲まれ、南は相模湾に面した天然の要害。陸路で鎌倉に入るには鎌倉七口と呼ばれる、切通しが関所となり防衛し易い地形。

攻撃に往生する討幕軍、稲村ガ崎で新田義貞が海に剣を投げ入れると海が割れるのよ 道ができるのよ、鎌倉幕府は滅亡、室町時代が到来した。

春に四国の屋島を見た。揺れる舟の上の扇の的を射よとの平家の挑発に那須与一が成功する屋島壇ノ浦、驕れる平家は長門壇ノ浦で滅亡する。

平家に限らず、驕れる者久しからず ただ春の夜の夢の如し猛き人もついには滅びぬ ひとへに風の前の塵に同じ。

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