電子書籍は電磁的に記録された本、対義語は印刷書籍で紙とインクを利用した本。
老人は操作が難解なので敬遠し、指に唾して頁をめくる古典的な本を愛用するが、最近はめっきり視力が落ちて、細かい文字を判読するのが困難になってきた。
電子書籍は簡単に文字を拡大出来るようでコンビニ本の様だが、停電や電池切れに成ると文字は消えて無くなり不便、停電でも蝋燭や蛍の光・窓の雪を頼りに勉学に勤しんだ青春時代が懐かしい。
揮発性文字の電子文書全盛で森友学園疑惑では公文書を蒸発させた高級官僚は論功行賞で国税庁長官に栄転したが、和紙に毛筆を用い墨で凝結固化させる文書なら、政治家の悪行を末代まで保存する古文書となる。