NHK名古屋の天気予報番組の質問箱をインターネットで見つけたので、大真面目で署名入りで、メールした。「何故、天気予報は外れることが多いのですか?」
天気予報番組は正確な情報を報道することに神経質な公共放送であるNHKの番組の中で、唯一ギャンブル性の高い情報を提供して、違っても訂正のお詫びの放送がない、間違えが許される聖域である。天気予報の狂いで受信料拒否運動に発展した報道は聞かない。公共放送は、正確な報道を条件に、受信料を徴収可能なことを放送法で決めている。
雨が降るという間違った予報で、傘持参で出かけ、結果晴天となり、電車・駅のホーム・バス・タクシーなど随所に傘の忘れ物である。サラリーマンは女房に叱られ、小遣いを減額されるのである。反面、傘屋さんは商売繁盛である。賢い女房は、天気予報を疑い、折畳み傘を持たせ、傘の忘れ物が減少したことだろう。一件落着・大団円である。天気予報から学んだ女房は疑り深い人間に変身し、進化して、一個のマッチ箱から、推理して旦那を脅迫する暴力団になる。日本の男が大人しい子羊になった原因は、天気予報の些細な間違えであったのだ。アフリカの蝶の羽ばたきが、巡り巡って、アメリカで巨大ハリケーンに発展するカオス理論である。そして「風が吹くと桶屋が儲かる」というが、天気予報が外れると傘屋さんが儲かるのである。そしてまた軟弱な男の誕生である。
天気予報が外れて、お叱りが無いのは、長年のはずれ報道を継続した功績である。継続は力になる。そして天気予報は些細なことと思う人が増加して、大切な情報と思う農業・林業・漁業の一次産業関係者の人口減少もある。昔の予報に比べると格段の精度の向上だろうが、必要とする人間が減少したことは皮肉な話である。
気象予報士が気象庁のデータで話を創作して、聞いた人間が外れた、正解したと言っているだけの話で、自然の営みは常に正しいのである。天然自然は黙って、自然に振舞うのである。その事が理解できたので、むしろ外れてくれた方が、「人の不幸は蜜の味」で楽しいのである。高度情報化社会は、私を捻くれた人間に変身させてくれた。天気予報は自然の極一部を断片的に述べる小説なのである。作者の気象予報士の能力で面白かったり、退屈したり様々である。天気予報は娯楽番組なのである。
そのテーマは、天然自然は偉大で、人間の浅い知識では歯が立たない怖い存在である。
写真はハリケーン「カトリーナ」(2005年8月29日)で水没したニューオリンズ市。エアフォースワンから撮影。アメリカ空軍は大統領の専用機を運航する。大統領搭乗時のコールサインがエアフォースワンである。従ってこの風景は大統領が見たのである。
天気予報番組は正確な情報を報道することに神経質な公共放送であるNHKの番組の中で、唯一ギャンブル性の高い情報を提供して、違っても訂正のお詫びの放送がない、間違えが許される聖域である。天気予報の狂いで受信料拒否運動に発展した報道は聞かない。公共放送は、正確な報道を条件に、受信料を徴収可能なことを放送法で決めている。
雨が降るという間違った予報で、傘持参で出かけ、結果晴天となり、電車・駅のホーム・バス・タクシーなど随所に傘の忘れ物である。サラリーマンは女房に叱られ、小遣いを減額されるのである。反面、傘屋さんは商売繁盛である。賢い女房は、天気予報を疑い、折畳み傘を持たせ、傘の忘れ物が減少したことだろう。一件落着・大団円である。天気予報から学んだ女房は疑り深い人間に変身し、進化して、一個のマッチ箱から、推理して旦那を脅迫する暴力団になる。日本の男が大人しい子羊になった原因は、天気予報の些細な間違えであったのだ。アフリカの蝶の羽ばたきが、巡り巡って、アメリカで巨大ハリケーンに発展するカオス理論である。そして「風が吹くと桶屋が儲かる」というが、天気予報が外れると傘屋さんが儲かるのである。そしてまた軟弱な男の誕生である。
天気予報が外れて、お叱りが無いのは、長年のはずれ報道を継続した功績である。継続は力になる。そして天気予報は些細なことと思う人が増加して、大切な情報と思う農業・林業・漁業の一次産業関係者の人口減少もある。昔の予報に比べると格段の精度の向上だろうが、必要とする人間が減少したことは皮肉な話である。
気象予報士が気象庁のデータで話を創作して、聞いた人間が外れた、正解したと言っているだけの話で、自然の営みは常に正しいのである。天然自然は黙って、自然に振舞うのである。その事が理解できたので、むしろ外れてくれた方が、「人の不幸は蜜の味」で楽しいのである。高度情報化社会は、私を捻くれた人間に変身させてくれた。天気予報は自然の極一部を断片的に述べる小説なのである。作者の気象予報士の能力で面白かったり、退屈したり様々である。天気予報は娯楽番組なのである。
そのテーマは、天然自然は偉大で、人間の浅い知識では歯が立たない怖い存在である。
写真はハリケーン「カトリーナ」(2005年8月29日)で水没したニューオリンズ市。エアフォースワンから撮影。アメリカ空軍は大統領の専用機を運航する。大統領搭乗時のコールサインがエアフォースワンである。従ってこの風景は大統領が見たのである。