友達以外は問題外の前総理大臣の寵愛する前防衛大臣が内閣府規制改革担当大臣の時に書いた「内閣人事局」と揮毫した看板の出来栄えには賛否両論があるようだ。前総理大臣の感想は「みずみずしい筆遣い」と絶賛するが、書家の大家は頭を抱える。
高級官僚の人事を総理と官房長官で決める内閣人事局なら各省庁の大臣を罷免して、首相と政府首脳の二人が兼務すれば歳費の大幅削減で国家財政の改善に成る。
組織は人組、独裁者目線で高級官僚を決めても、優秀な官僚は国会議員の立法した法律に則り国益を真剣に考えるより、太鼓持ち芸人である経済野獣官僚の天下に成るのだろう。
殺すとか、泣かして見せようじゃなく、優秀な真面な官僚と徹底議論、鳴くまでじっと待つそんな宰相の誕生を夢見る。