風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

過ぎ去った五輪聖火

2021年04月09日 11時07分51秒 | 随想

東京五輪の聖火リレーが始まり、岡崎市は通過した。昨日は三重県が終わり東海三県は終わり、和歌山県に移動した。

聖火リレーをおうちで観よう!と市長が述べるので自宅で寝ていた。

知事が中止を示唆した島根県は開催し、マンボウ適用を申請する大阪府知事は公道での行動は自粛し、岡本太郎の太陽の塔の残る万博公園で観客を締め出し、聖火ランナーの欲望を満足させる一筋縄では行かない聖火中継。

箱根駅伝は一本のタスキをリレーするから、聖火リレーも松明を中継するものと錯覚していたが、炎を中継するのが本意の様だ。消えたら一大事、比叡山の法灯は千数百年消える事が無い、その精進努力は尊敬される。

炎は五輪精神の象徴だろうが、その件より松明が大きく宣伝される。松明は聖火ランナー分用意され、ランナーが実費で購入するのが原則の様である。

1万人分で7万円の製造実費の松明、7億円になる。大人の火遊びは多額の経費が掛かる様だ。経済優先のアベノミックスの集大成だから当然なのだろう。


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