老人が感染すれば重症化し死に至る可能性が高く、医療関係者の人生は苦しい、健康保菌者は特定できず、コロナウイルスに会いたくない人に、無意識にコロナウイルスを感染させる可能性が有るから会いたい人に会えない苦しみ、そんな妄想の苦しみ、コロナ禍で世間は四苦八苦の毎日である。
中国武漢を起源とする新型コロナ風邪はお釈迦様の「人生は一切皆苦」を実感させてくれ、コロナ禍で人間になんか偉大な存在・サムシンググレートの存在を思い出し信心深い人間が多く成れば、平和ボケの世間の風潮も変化するのだろう。
四苦は生老病死、愛別離苦・怨憎会苦・求不得苦・五蘊盛苦の四苦を加算すると八苦になる。
五蘊は色・受・想・行・識(身体・感覚・概念・心で決めたこと・記憶)、人間を人間たらしめる要素であるが執着が強過ぎると苦しみに成り、妄想なのだろう。
莫妄想、厭離一切顛倒無想すれば苦しみがなくなるが、至難で凡人には不可能、煩悩の虜である。
四苦三六+八苦六四=百八、除夜の鐘を打ち鳴らせば百八の煩悩は消えてなくなるだろう、信じる者は救われる。