異常気象で波乱万丈の世間であるが、恒例となった市田柿の皮むきの農作業の応援要請がある。
高齢の老人が人様から仕事を依頼される事は有難いことだ。
31日から10日間程度、農家に泊まり込みで農作業三昧、柿の皮むきに没頭する。
単純作業の汚れ仕事の連続は優秀な人間には退屈な様で志願者は少ないが、思考能力・体力が低下した老人には適職、喜んで作業する。
様々な農作業があるが、13年間継続した援農の試行錯誤の結果、辿り着いた自他ともに認める天職、次工程の作業がやり易い様に精進努力する
己を忘れ他を利する、忘己利他は仏様の行動と比叡山の伝教大師は述べる、その教えを念頭に作業するが様々な苦情は人間社会なので当然発生する。
波乱万丈の農作業を遂行出来たら望外の喜びなのだ。