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競走馬がレースに集中する目的で視界を狭める目覆いや雑音を遮断する為の耳覆いの装着が許される。ゴールに向かい一目散、良かれ悪しかれ結果は出る。
情報が氾濫する世間の人間にも目隠しや耳覆いを装着し、今を生きる事に専念する必要を痛感する。
自由の名の下に無法地帯と化している社会は、やりたい放題、言いたい放題、投げ遣りな行動が幅を利かす。
そんな現象に付き合っていたら身が幾つあっても追い着かない。
心に目隠し耳覆いを装着し、見ざる聞かざるで天然自然の法に従い、自分の信じる道を堂々と一歩一歩、お釈迦様が推奨する生き方で、自灯明法燈明の教えと理解している。