本棚の[一戔五厘の旗]なる本を手に取る。今は亡き親の蔵書だった。昭和46年の花森安治の著書。
戔は銭で百分の一円、厘は千分の一円の補助貨幣だが昭和28年に使用禁止。
一戔五厘は明治32年から昭和12年までの葉書の値段。当時は徴兵するのに葉書一枚で事足りた。
年賀状はその頃以来の正月の行事として定着した。兵隊さんと年賀状は同じ価値だった。
昭和12年に二銭、46年は七円、56年四拾円、平成元年四拾壱円は消費税分が加算された。五拾円は平成6年以来、現在に至る。
電子化が進む昨今、百数十年の歴史ある年賀状も絶滅危惧のレッドリスト入り。
しかし潜水艦は16隻から22隻に増強される。息子達の値打ちが五拾円は勘弁願いたい。
戔は銭で百分の一円、厘は千分の一円の補助貨幣だが昭和28年に使用禁止。
一戔五厘は明治32年から昭和12年までの葉書の値段。当時は徴兵するのに葉書一枚で事足りた。
年賀状はその頃以来の正月の行事として定着した。兵隊さんと年賀状は同じ価値だった。
昭和12年に二銭、46年は七円、56年四拾円、平成元年四拾壱円は消費税分が加算された。五拾円は平成6年以来、現在に至る。
電子化が進む昨今、百数十年の歴史ある年賀状も絶滅危惧のレッドリスト入り。
しかし潜水艦は16隻から22隻に増強される。息子達の値打ちが五拾円は勘弁願いたい。