新進気鋭の弁護士である甥の結婚披露宴に招待されたので、日本銀行貨幣博物館の近くのホテルに行った。晩餐の宴まで時間に余裕があるから、博物館を見学した。江戸の大判・小判や金貨の現物を見ると豊かな心になる。もし自分のものなら、盗難に遭遇する事件や、強盗に殺される不安が生じるから、やはり金貨は博物館が似合っている。私は筋金入りの小市民である。
お土産として、1万円札のデザインを印刷したタオルを購入した。この行為は偽札作りではないのかという疑問があるが、著作権は日本銀行が持っているから許されるのだろう。売価は420円である。1万円札の原料原価は約22円の情報に基づき、民間企業の価格設定を行うと、価値は100円程度であろう。日本銀行は暴利を獲得しているのだろうか?
翌日の11月12日から4日間は、飯田市座光寺の篠田農園で市田柿の皮むきを手伝う約束があるから、新宿御苑界隈のホテルに宿泊した。日曜日限定の「爽やかカップルプラン」は夫婦で6600円である。女房は息子3人の行く末にしか興味が無く、亭主を粗大ごみ&濡れ落ち葉と思い粗末に扱うのである。たまには良いだろう大都会も。東京だよおっ母さん!!
昔に転勤で浦和に居住した時の友人に会う女房をホテルに残し、朝7時発の飯田行きの中央道特急高速バスに京王バスターミナルで乗車した。新宿高層ビル街が目の前にそびえている。目的地の飯田市座光寺は山村であるから土地が広く高層建築の必要は無い。ブロイラーはゲージで過密に飼育されるが、地鶏は放し飼いである。そして船場の高級料亭「吉兆」はブロイラーを地鶏と偽り、巨万の富を蓄積した。ブロイラーの都会人は地鶏の田舎人を搾取している象徴的な出来事である。都会の料理人はベンツを乗り捨て、自転車で走り回り、ブロイラーを地鶏に変えることが、ご馳走なのである。創業者の湯木貞一は泣いている。
初めての路線であるから、景色が新鮮である。山梨県からの富士山は崩落した山肌が痛々しく、「富士山は甲斐で見るより、駿河良い」ようである。
官民癒着で問題となっている談合の単語の付いた坂がある。近郊の村の寄り合い場所、武田信玄の娘が北条氏に嫁ぐ際に婚儀の約束事について話し合った等、諸説がある。桃太郎の猿・犬・キジが家来になる約束をしてダンゴを貰った場所であるとする伝説がロマンチックである。甥の花嫁は山梨が故郷の紹介があった。
釈迦堂SAの近くには、釈迦堂遺跡博物館に縄文時代の習俗文化が展示されている。八ヶ岳の山麓を通過し、諏訪湖を右に見て、天竜川の伊那谷を下る。日野停留所の乗車扱いが最後で、その後は待ち人がいないから時間厳守の必要が無い。双葉SAで休憩をしたら、駒ヶ根ICの降車扱いまで停車なしで、車が少ないから予定時間より20分早く高森停留所に到着したが、果樹園の女将さんは迎えに来ている。
岡崎から東京は、時速200km超の新幹線こだま号であったが、道中の印象は薄いのであるが、バス旅は多くの思い出が出来た。人間の移動の速度は100km程度が限界であると個人的に思っている。長い人生だから急ぐことも無い。
お土産として、1万円札のデザインを印刷したタオルを購入した。この行為は偽札作りではないのかという疑問があるが、著作権は日本銀行が持っているから許されるのだろう。売価は420円である。1万円札の原料原価は約22円の情報に基づき、民間企業の価格設定を行うと、価値は100円程度であろう。日本銀行は暴利を獲得しているのだろうか?
翌日の11月12日から4日間は、飯田市座光寺の篠田農園で市田柿の皮むきを手伝う約束があるから、新宿御苑界隈のホテルに宿泊した。日曜日限定の「爽やかカップルプラン」は夫婦で6600円である。女房は息子3人の行く末にしか興味が無く、亭主を粗大ごみ&濡れ落ち葉と思い粗末に扱うのである。たまには良いだろう大都会も。東京だよおっ母さん!!
昔に転勤で浦和に居住した時の友人に会う女房をホテルに残し、朝7時発の飯田行きの中央道特急高速バスに京王バスターミナルで乗車した。新宿高層ビル街が目の前にそびえている。目的地の飯田市座光寺は山村であるから土地が広く高層建築の必要は無い。ブロイラーはゲージで過密に飼育されるが、地鶏は放し飼いである。そして船場の高級料亭「吉兆」はブロイラーを地鶏と偽り、巨万の富を蓄積した。ブロイラーの都会人は地鶏の田舎人を搾取している象徴的な出来事である。都会の料理人はベンツを乗り捨て、自転車で走り回り、ブロイラーを地鶏に変えることが、ご馳走なのである。創業者の湯木貞一は泣いている。
初めての路線であるから、景色が新鮮である。山梨県からの富士山は崩落した山肌が痛々しく、「富士山は甲斐で見るより、駿河良い」ようである。
官民癒着で問題となっている談合の単語の付いた坂がある。近郊の村の寄り合い場所、武田信玄の娘が北条氏に嫁ぐ際に婚儀の約束事について話し合った等、諸説がある。桃太郎の猿・犬・キジが家来になる約束をしてダンゴを貰った場所であるとする伝説がロマンチックである。甥の花嫁は山梨が故郷の紹介があった。
釈迦堂SAの近くには、釈迦堂遺跡博物館に縄文時代の習俗文化が展示されている。八ヶ岳の山麓を通過し、諏訪湖を右に見て、天竜川の伊那谷を下る。日野停留所の乗車扱いが最後で、その後は待ち人がいないから時間厳守の必要が無い。双葉SAで休憩をしたら、駒ヶ根ICの降車扱いまで停車なしで、車が少ないから予定時間より20分早く高森停留所に到着したが、果樹園の女将さんは迎えに来ている。
岡崎から東京は、時速200km超の新幹線こだま号であったが、道中の印象は薄いのであるが、バス旅は多くの思い出が出来た。人間の移動の速度は100km程度が限界であると個人的に思っている。長い人生だから急ぐことも無い。