江戸時代から続く三河花火の本場、岡崎観光夏まつり花火大会は八月の第一土曜日の本日。菅生神社の祭礼の奉納花火が起源、灯明である。
戦国時代の末期、種子島に鉄砲伝来、その殺傷力が戦いを止める動機になった。
66年前の今日、リトルボーイの投下で広島が被爆の日、そして終戦。
鉄砲は秀吉が近江国友で製造、火薬は家康が三河岡崎で調合、天下布武の信長の兵器。
江戸に幕府を開いた家康は鉄砲火薬による穢土を厭離し、花火による極楽を欣求した。
火薬の爆発による放射線は光、その半減期は刹那。一期一会の喜びは刹那、人生は苦の連続、お釈迦様の悟り。
平和利用の原子エネルギーによる不夜城の大都会、花火は似合わない。
