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風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

令和4年の鉄道旅

2019年12月09日 09時18分49秒 | 随想

大勲位の中曽根元総理が百一才で大往生、その業績が国鉄分割民営化だった。功績は鉄道が活性化した事で、その優等生はJR九州、罪過は廃線のドミノ現象のJR北海道、気の毒な事をした。

三戸岡デザインの斬新なコンセプトは国鉄の「乗せてやる、文句あるか」から「乗客に鉄道旅を楽しんでいただく」にコペルニクス的大転換、JR九州のデザインと物語のある列車「D&S列車」なる観光列車は全国に拡散している。

元祖は特急「ゆふいんの森」で、3年前に座席に着席したが突然の豪雨で突然の運行中止となった特急「指宿のたまて箱」の内部は夢とロマンが満ちていた。

787系交流特急電車「つばめ」を見た時には感動したが、その車両を改造した「36プラス3」なる新観光列車が2020年秋に誕生する。

「36」は九州が世界で36番目に大きい島という意味。「プラス3」は、「お客さま、地域の皆さま、私たち」でひとつになって、合計が39(サンキュー!)=「感謝」の輪を広げていくと説明する。

一番でなくてもよい、三方良しの近江商法、二番じゃ駄目なんです、自分と友達だけ良ければよしとする混迷し不誠実が蔓延する世間を打開する観光列車になると期待している。


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