東洋医学の実践的理論研究~人間が病むということの過程的構造からの東洋医学的治療論の研究~

人間が病むということの過程的像から、鍼灸等の問題を説いてみたいと思います。よろしくお願いいたします。

今年の抱負から半年を振り返る~物差としての陰陽五行説~

2015-07-01 07:46:43 | 日記
時の流れは速いもので、今年も半分が過ぎた。念頭の抱負が達成されつつあるのか?達成されて行くような半年であったのか?と反省される。

そう考えて行く時に、「陰陽五行説」の意義が実感されてくる。

今年の念頭の抱負は、鍼灸の学びによって、学びと共に手技療法の一般論を創り上げて行く。

加えて、その事と並行しての、その事を可能とするような頭脳活動が出来る様な頭脳を創り上げて行く。ということであったが、漠然と半年を振り返っても、無限と言っても良い事実と思いが渦巻くばかりで、その事の成否は見えて来ない様に思える。

そんな時に役に立つのが、陰陽説、五行説、陰陽五行説である。

例えば、自身の念頭の抱負を陰陽に分けて捉えると、目的と実践、目的の一般と個別・特殊、目的と対象、実践の観念的と実体的、実践と実践を支える生の生活の整え等々の陰陽のバランスはどうなのか?と捉える事となり、少しは問題点が見えてくる。

また、ここを五行説で捉え返すと自身の抱負は、そもそも「生」となっているのか?「長」まで育っているのか?「化」の段階なのか?「収」「蔵」となって行けるのか?等々とその過程の構造に立ち入ることとなる。

次の段階では、陰陽五行説でとなって行き、、、。

様するに、陰陽説、五行説陰陽五行説は、無限の多様性を持つ世界を見、考える時の物差となってくれるのであり、それゆえに有効性を持つのだと思える。

もちろん、知識的、意識的に陰陽五行説を適用しているレベルに止まっていては、、、であるが。

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