この数日ようやく涼しくなってきて、暑い暑い夏もそろそろ終わろうとしている。ほっとしてる人も多いのではと思う。しかしながら、夏の終わりから秋冬へ大きく気温の下がっていく、この時期は喘息を持った人にとっては1年のうちで一番大変な時期である。
自身も喘息に苦しんだ過去があるだけに、そういう皆さんの大変さは我がこととしてわかっているつもりである。そこで、今回は自身の喘息を寛解状態にまでしてくれた、「股関節重心」について少し述べたいと思う。
さて、自身にとっての「股関節重心」は、そもそもが下肢、特に膝の故障をくり返すということに対してのものであった。
(「股関節重心」とは、アバウトには、体を膝で支えるのではなしに股関節で支えるというものであり、当然に、膝に良いに違いないとの思いから始めたものであった。)
当初はわけもわからずに、ともかく膝ではなくて股関節に重心を乗せてと取り組んでいたのであるが、そこに「生命の歴史」特に木に登った猿が下りて二足で歩くということを重ねてみると、これは四足体と二足体との矛盾、相剋に対しての一つの答えではないのかとの思い出となっていって、「股関節重心」で立つこと。歩くこと。走ること。座ること。......と日常生活の動作全てを股関節重心にとの取り組みをした。
結果として、それを始めた今年2月以来一度も膝が痛むことはなく(当初は違和感レベルのことはあったけれども)現在は6年前に膝を痛めて以来、徐々に痩せてきて太さが半分(ものの例えである)になってしまっていた。左下肢も、ほぼ左右同じぐらいまでに戻ってきている。
(ここからが本題である。喘息に直接関わる部分)それのみならず、ガチガチに固まって廻すとバリバリ音がしていた右肩の筋肉が徐々にほぐれてきて、動きが良くなるに従って、右耳の耳鳴りが消え、右手指の先が白くなることが無くなり血色が良くなり、喘息の発作が起こらなくなり、と上体(上肢、首、頭部、胸部)の問題があれもこれもと消えていきつつある。
これは、「股関節重心」にすることで、それまでの何十年もの間の「膝関節重心 + 骨盤後傾」の結果として生じていた。上背部、頚部の緊張の積み重ねによるコリがほぐされていって、血流、神経の働きが本来のものへと改善された。(東洋医学的にいえば、実したり、虚したりしていたものが解消され全身の気の流れが正常に復したということ、か)
その結果として、気管支の炎症を起こしやすい状態が改善されたからの、喘息の寛解だと思えている。
「股関節重心」については、その意義を四足体→二足体の過程の問題として、また改めて解きたいと思うけれども、喘息があったり、花粉症があったり、耳鳴りがあったりというような方には是非におすすめしたいと思う。
(ここまで書いてきて読み返してみると、なんとも熟れない、ぎこちない文章になってしまっていると思える。少しずつ、ちょっとずつ、改善していければと思う。....見出し画像は現在の両膝の状態。)
兎にも角にも伏龍先生の不調が改善されたことは何よりでした。
股関節から膝へ、そして肩から耳鳴りへという流れを聞くと「足の少陽胆経」なのかな?という気もしますが、
肝経や腎経、脾経、胃経といった股関節に絡んでくる「足の経脈」と小腸経や三焦経といった肩から耳へいく「手の経脈」との繋がりだと理解されないこともない気がします。
そうした「12経脈」の中の「足の少陽胆経」という「正経」に乗っていることが伏龍先生のいう「一般的な治療」ということなのかも知れませんが、「一般的な治療と特殊的な治療」というのも耳慣れない用語で、瀬江さんという方がそのような用語を使われているのですか?
宜しければご出典をお願いします。
その実践編という意味合いはあるかもしれませんが^^;
しかしながら、そのような経絡治療が効果を発揮するには(「生命の歴史」を踏まえての)発揮出来るだけの、身体の状態を創り出してのでなければ、と現在は思っております。
別言すれば、経絡にも気と気の流れにも個人差がある。そこを強化する術を持たねば、経絡治療も役に立たないというか効果が薄いというか、その人次第で、効く人には効くそうでない人にはそれなりに、となっていくのだという現実を持って来た、おそらく小竜先生もお持ちでは?と思います。
発注したので今日届く予定です。
読んでみます。