実践的に治り難い病がある。
例えば、肩コリ、腰痛、膝痛、喘息、高血圧、糖尿病......。
自身の専門でいえば、肩コリ、腰痛、膝痛等は、その最たるものである。
解しても解しても、である。患者自身も、治療者も、肩コリ性だから、とか持病だからとか言って諦めてしまう。
しかしながら、その病の全過程を観るならば、凝るような、傷めるような過程を持っているのが常である。
日々痛めつけているのだから、治らんよねえ。
と、近頃思う。
丁度、運動不足にグルメ三昧をしながら糖尿病や肥満、高血圧が治り難いと嘆くようなもの。