MJHA(日本を再び健康な国に)〜東洋医学の実践的理論研究~

MJHA(日本を再び健康な国に)という志で、食・運動(姿勢)・休息(睡眠)に関わる問題等を論理的に説きます。

解剖指標〜骨度法の基礎〜

2016-11-01 17:25:01 | 覚え書
取穴の基礎となる解剖指標を見直した。取穴の学びの誤りに気づいた。

取穴で、背部の経穴の部位のイメージが描けない。とか、別の経絡の経穴が横並びになる時に、同じ骨度寸法の筈なのに、経絡毎に別々に取穴すると横並びにならない。等の問題があった。

が、本日、解剖指標を『経絡経穴概論』の教科書の解剖指標の表を見直してみると、それらの問題の幾つかが解決した。

具体的には、背部の取穴の指標となる解剖的部位、ヤコビー線と左右肩甲骨下端のライン、左右肩甲骨棘のライン。しか無いと思っていたものが、ヤコビー線〜左右肩甲骨下端のラインの1/2のラインが胸椎棘突起12下を通る。や、足の陽明胃経、足の太陰脾経ともに大腿部の解剖指標は恥骨上縁〜膝蓋骨底の18寸である。

とかを見落としていたり、思い違いをしたりしていて、それがちゃんと分かっていれば、脊中、中枢、筋縮の位置も簡単に分かるし、梁丘と血海が同じ膝蓋骨底上2寸なのに経絡別に取ると微妙にずれるという問題が、解決された。

これは、端的には取穴の基礎となる解剖指標の学びの不足。ということに尽きる、と思う。再度の解剖指標からの取穴の学び直しをと思う。

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