東洋医学の実践的理論研究~人間が病むということの過程的構造からの東洋医学的治療論の研究~

人間が病むということの過程的像から、鍼灸等の問題を説いてみたいと思います。よろしくお願いいたします。

運動時の肩の痛み〜病院でリュウマチが疑われた事例〜

2019-09-14 08:54:26 | 施術事例
肩の運動時痛への施術を行なった。データだけでは無く、生の患者を診ることの必須性を痛感する。

一昨日の施術事例。70代男性、以前より右肩甲骨部の痛みを訴えて来院していた。

右肩に運動時痛があり、他の整形外科を受診したところ、「肩の炎症は認められないし、レントゲン上も骨には異常が無い。リュウマチが疑われる」と言われ......ということであった。

右上肢を運動させて、痛みを確認し、痛みのある部位、その部位に運動時の痛みを出させると思える部位(主に頸部と肩部の境界あたり)の触診し、疑われる部位に軽く指圧を加え、再度、痛みの起こる形での運動をさせる。

運動時の痛みが軽減される部位を特定して、その部位に指圧を加えながら、上肢の運動をさせる。加えて、頸部の運動(回旋、側屈等)も行なわせる。

その後、自身で痛みの出ていた形での上肢の運動をさせ、運動時痛の軽減、消失を確認して、施術を終了する。

昨日、再度来院して、肩の痛みがウソのように消えた!と喜んでおられた。


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