東洋医学の実践的理論研究~人間が病むということの過程的構造からの東洋医学的治療論の研究~

人間が病むということの過程的像から、鍼灸等の問題を説いてみたいと思います。よろしくお願いいたします。

ヘーゲル弁証法と陰陽論~弁証法の学びの場としての東洋医学~

2015-11-14 15:18:30 | 哲学(世界観・弁証法・認識論・論理学)
東洋医学の担当の先生に説いていただいたこと。自身の東洋医学の学びの、のみならず、何よりも大切な弁証法の学びの示唆ともなっていった。と思う。

昨日の、「表裏、寒熱、虚実と捉えたものを陰陽と捉え返しているのでは無く、表裏も陰陽、寒熱も陰陽、虚実も陰陽であって、すべてが陰陽なのだ。陰陽論とは、そういうものなのだ。」との陰陽論についての解説。

南郷先生が、「ヘーゲルの『読みかた』を『一つ二つ』やさしく説く」(「南郷継正 武道哲学 著作・講義全集 第一巻」所収 現代社刊)で説(解)かれる内容と重なるもの。正確には、南郷先生の説(解)かれる高みに重ねることで理解すべきもの。と思えた。

自身の東洋医学の学び、弁証法の学びの高みに重ねて、弁証法の学びそのものとして学んで行けば良いのだと思えた。

また、南郷先生が説(解)かれることは、最初から自身の実力を遥かに超える高みにある。と圧倒されっぱなしなのであるが、東洋医学の先生に説いていただくと、負けじ魂?が呼び起こされ、「これぐらいは分かって自身の実力とせねば、弁証法の修得など夢のまた夢!」と自身の感情が大きく揺さぶられることとなっていくので、自身の実力向上の為には、大いにプラスである。と思える。

当初は、東洋医学の観念論的体系を唯物論的に学ぶことなど、自身の手に負えないのでは!?との不安感いっぱいの東洋医学、鍼灸の学びのスタートであったのだが、現在では、自身の弁証法の学びに大いに役立つ学びの環境である。との、千載一遇のチャンスを得た!との喜びで一杯である。
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