MJHA(日本を再び健康な国に)〜東洋医学の実践的理論研究~

MJHA(日本を再び健康な国に)という志で、食・運動(姿勢)・休息(睡眠)に関わる問題等を論理的に説きます。

卒業研究で学ぶ統計学〜データの統計学的処理の構想〜

2017-02-19 19:03:34 | 卒業研究(耳鍼,統計学)
卒業研究の統計学的処理の構想。データは使いよう、と思える。

そもそもが統計学的処理が出来るようなデータの取りかたをしていないのだから……との思いはあったのであるが、それで突っぱねることも大人気ないとの思いから、「やる以上は実りあるものに」との思いとなっていって、卒業研究の統計学的なデータ処理の構想を、『統計学という名の魔法の杖』を読み返しながら、練っている。

あれこれ考えていくと、「耳鍼の減量効果」ということの統計学的証明には無理があるが、その上の段階と思っていた、「耳鍼によってBMIの標準値に向かって、標準値よりBMI の低いものは増量し、標準値よりBMI の高いものは減量していく。要するに、耳鍼によってBMI が標準値であるという健康的な状態へ向けてBMI は変動していく。」ということの統計学的証明、正確には検証は出来るのではないか?
との思いとなっていった。(耳鍼が効果あると、惚けることで……)

具体的な構想としては、現在とっている約20例の⑴耳鍼前のBMIのデータを使って、平均値と標準偏差を出し正規分布を描き、⑵耳鍼後のBMIのデータを使って、平均値と標準偏差を出して正規分布を描き、⑴,⑵の作業を、⑶耳鍼前のBMI が標準値のデータ群、⑷耳鍼前のBMI が標準値より低いデータ群、⑸耳鍼前のBMI が標準値より高いデータ群でおこなって、耳鍼後のデータをそれぞれ⑶',⑷',⑸'として比較する。

仮に、最初に立てた、「耳鍼によってBMI の標準値に向かって、標準値よりBMI の低いものは増量し、標準値よりBMI の高いものは減量していく。」ということが真理であるならば、⑴と⑵では、平均値が同じで標準偏差が⑴>⑵となり、平均値では、⑶と⑶'では⑶=⑶'、⑷と⑷'では⑷<⑷'、⑸と⑸'では⑸>⑸'となっていくのでは、と思う。

これ以上は、実際にやって見るしか……と思う。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「スーパーサラリーマン佐江... | トップ | 卒業研究で学ぶ統計学(2)〜統... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。