MJHA(日本を再び健康な国に)〜東洋医学の実践的理論研究~

MJHA(日本を再び健康な国に)という志で、食・運動(姿勢)・休息(睡眠)に関わる問題等を論理的に説きます。

胸郭出口症候群への施術〜身体と運動〜

2019-06-18 07:39:26 | 施術事例
胸郭出口症候群への施術行なった。(人間本来の)運動の大事性を実感した。

左上肢の痺れ痛みを訴えるHさん。問診で、夜勤による日常的な睡眠の不足、人を抱えることも度々である、と。

触診すると、左鎖骨上窩のほぼ全体に強いハリ。軽く押さえると左上肢への痺れ痛みがある。

いわゆる胸郭出口症候群、と捉えて、鎖骨上窩のハリが取れれば症状も軽減する筈との方針で、上肢、肩背部に対して指圧、マッサージ等を行うも、強いハリはほとんど変わらず。

その過程で、肩背部の筋肉に非常に柔軟性があり、であったので、何か運動をされてますか?と確認するとフルマラソンや100kmマラソン等、走ることが好きで日常的に何十キロというレベルで走っていた。

それが今年から夜勤をするようになって、急に止めて、今春に現在の症状が出て来た、ということであった。

これは、強烈な運動体として創られていた身体を運動しない(かつ偏った運動をする、加えて充分な休息も取れない)ということによる、身体の歪であろう、と予想された。

数分間、上肢の運動、特にサル体としての運動を行うと、鎖骨上窩のハリがずいぶんと軽減された。

上肢の痺れも、というわけには行かなかったが......。
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