『医学原論(上巻)』(瀬江千史著 現代社刊)を読み返している。竹山晋一郎から如何に学ぶべきか、ということをしっかりと説いていただいている。と思える。
『医学原論(上巻)』の第一編、第三章、第三節、「医学体系は医師としての実践なしには構築できない」では澤瀉 久敬を取り上げて、「医学体系を構築していくためには医師としての実践が不可欠である」ということの中身(構造?)を説いていただいている。
ここで説いていただいていることは、そのままに竹山晋一郎の、であると思える。(端的には、「概念化された文字が並ぶだけで、、、それは決して事実から導き出したものではなく、、、」と説いていただいている。)
『医学原論(上巻)』、理論的に鍼灸を究明していこうという方には、是非とも一読いただければと思う。