初めての確定申告〜量質転化ということの具体〜

初めての確定申告に追われている。日々のなすべきことをしっかりと為していくことの大事性痛感させられている。

昨春に鍼灸免許を取得出来たので、往診での鍼灸治療を行うべく、開業届を出した。結果として今春は確定申告をする羽目になってしまった。

しかしながら、日々、仕事と勉強、鍛錬等に追われている結果として、それを言訳としてしまって、領収書、レシートの整理すらしないままに一年近く来てしまっていた。(それ以前に領収書の取り忘れが度々である)

結果として、空箱に雑然と突っ込まれた領収書、レシートの山を前にして、その整理に手を出し兼ねていたのであるが、ともかく始めようと手をつけ出した。

整理する過程で思わされたことが、量質転化ということの恐さである。その日その日の、せめて週ごとに整理しておけばなんということも無い領収書とレシートも、一年近くの量が積み重なってしまうと、なんということも無いはずのものが途轍もなく大変なものへと質的に変わってしまって、、、、、、。

肝心なことは、積み重なってしまってはならないものごとは日々きっちりと処理していって、自身の実力とせねばならないものごとは少しずつでも日々積み重ねていくことである、と量質転化ということの恐さ、大事性を、初めての確定申告に悪戦苦闘することで痛感させられている。領収書、レシートをやっとアバウトにであるが整理し終えた。

人間というのは勝手なもので、あれほど面倒で重荷であった確定申告の準備？が、量質転化の論理的な事実を持つための学びと思えると、それほどの苦痛ではなくなってしまっている。