トランプ氏の大統領選後の X への投稿に、日本人の(自身のか?)心情にそぐわないものを感じる。日本はこれからも前途多難との思いする。
昨日のアメリカ大統領選挙、大手マスゴミの事前の報道と大きく違って、終始トランプ候補の優位、そして圧勝であった。
これに関しては、本治、標治の問題として、植民地的状況にある日本にとって、日本を搾取している大元のアメリカが良くなってくれれば(例えば RFKJr.の発言を聞いて)日本が良くなっていく助けに、少なくともきっかけくらいにはなるのではと思っていた。
しかしながら、勝利後のトランプ氏の X での繰り返しのハリス氏叩きの投稿を目にすると、「武士の情け」とか「敵に塩を送る」とかの日本的心情とは無縁の、弱肉強食の、あるいは焚書坑儒的な、敵に勝ったら相手を徹底的に叩き潰し、殺しにかかるという凄まじさを感じた。
同時に、トランプ氏はアメリカはよくするだろうが、多くのトランプ氏支持の日本人が思うがごとくに日本に恩恵をもたらしてくれるのか否かは、疑わしいなあとも。
アメリカの利益になる部分においては、例えば中国に対抗するというようなことに関しては、日本を助けるということはあるかもしれないけれども、かつての大日本帝国のごとくに占領した国のインフラを整え、文化を起こし、とはなっていかないだろうなと思えた。
これは白人の植民地からの徹底した収奪の過去(現在?)を、その植民地支配のあり方を見ても明らかであると思える。
アメリカ、中国等からの圧力をはねのけて、あるいは躱し往なしして、日本を存続させていって、未来を切り開いてくれるのはどの政党なのだろうかと改めて考えさせられた。
(ついでに言えば、白人の植民地支配は大東亜戦争をきっかけとして終わったのではなくて、一見して目に見えぬものへと形を変えただけと自身では思っている。)