東洋医学の実践的理論研究~人間が病むということの過程的構造からの東洋医学的治療論の研究~

人間が病むということの過程的像から、鍼灸等の問題を説いてみたいと思います。よろしくお願いいたします。

喉の痛みに対しての施術〜局所、経絡、特効穴〜

2019-07-08 08:33:52 | 施術事例
喉の痛みを訴えるMさんへの施術。

喉が痛くて唾も飲み込めないと訴えるMさんに対して。

頚肩部の触診。頚部に硬結。全体に凝り。

局所治療として、通常自身が指圧で使う頚部の箇所(扶突あたり)に対して鍼を一本。

それだけで随分と喉の痛みが和らいだ、とのことであったが、頚部の鍼を打った箇所と経絡のつながりのある合谷にもう一本。(手を良く使う職業ということからも)

加えて、肩凝りがひどかったので、肩井に。

風邪ということから、大椎に灸をとも思ったが、急なことで灸の準備が無かったので、喘息の特効穴である定喘に二本打つ。以上の5箇所に5分間置鍼。合谷のみ数回雀啄を加えた。

喉の痛みはほぼ消失したということであった。

再度触診すると、当初の硬結は軽減していたので、ゆっくり寝て、と指導して終了。
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