MJHA(日本を再び健康な国に)〜東洋医学の実践的理論研究~

MJHA(日本を再び健康な国に)という志で、食・運動(姿勢)・休息(睡眠)に関わる問題等を論理的に説きます。

「トルコ式コーヒー」〜コーヒーの原点の味わい〜

2017-02-26 15:36:58 | 日記
 「トルコ式コーヒー」を試した。原点から現在を見ると像に躍動感、厚みが出る。と思えた。

 2017年2月23日(木曜日)の朝日新聞朝刊に、「コーヒーも旅をしない」と題して、特派員氏がルブンバシ(コンゴ民主共和国)で取材中に飲んだコーヒーについて書かれていた。
 要約すると、「取材中にルブンバシで飲んだコーヒーは、近くで栽培された豆を使っているもので、オレンジのような香りと黒糖のようなまろやかさのある、重量感のあるコーヒーであったが、その豆を日本に持って帰ってもその美味しさは再現できない。理由は水の違いにある。日本の水は軟水でお茶には向くが、コーヒーには向かない。コーヒー豆も環境とともに生きているのだから、育った場所の水と相性がいい。その水で入れるのが一番美味しい。」ということであった。

 その記事を読んで、そこに書かれるコーヒーに興味を持ち、実際に試してみることとした。書かれてある違いを水の問題として考え、念のためアフリカの水についてネットで調べたが、水質汚染や水不足等の問題しかみつからなかったので、記事でも軟水がダメという書きかたであったので硬水(=コントレックス)でいれてみることを試すこととした。
 それに加えて、コーヒーのいれかたも問題になるであろうとの思いで、アフリカ式のコーヒーのいれかたを調べたが、大体の手順を示す記述はあるものの具体性にかけたので、調べた中でアフリカ式に近いと思える「トルコ式コーヒー」のいれかた=原点としてのコーヒーのいれかたで、(道具がないので適当にアレンジして)試すこととした。

 出来上がった(自己流の)「トルコ式コーヒー」は、濃厚な味の、エスプレッソコーヒーに近いものであった。自身には濃厚すぎたので、味見だけして、カフェオレにして飲んだ。
 香りは煮出すからか、それほど感じられなかった(逆にいれている時は部屋中に良い香りがあった)が、チョコレートのような濃厚かつ強烈な味で美味しいものであった。(自身のイメージするコーヒーとは別物であったが…...)
 また、香りや味、以上に大きく違ったのが、コーヒーによる覚醒?効果であった。コーヒーがもともと薬として使われたという話が実感レベルで分かることができた、と思える。

 それとともに、コーヒーというものがその原点から歴史性を持って、次第次第に洗練されていって現在のコーヒーへとなっていったのだということが、これまでの様々なコーヒーの像(サイフォン、ネルドリップ、ペーパーフィルター、フレンチプレス、エスプレッソ、水出し、インスタント、等々)が、原点から現在に至るまで並べるような形での発展性あるものとして、イメージされていった様に思えた。五感を通して、物事の原点を知って、そこから現在までを辿ってみることが、対象にかかわる像を躍動感、厚みのあるものとしてくれる!とその大事性が実感された。
鍋で煮出した状態
エスプレッソの様に濃厚かつ強烈
カフェオレにするとちょうど良い
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