MJHA(日本を再び健康な国に)〜東洋医学の実践的理論研究~

MJHA(日本を再び健康な国に)という志で、食・運動(姿勢)・休息(睡眠)に関わる問題等を論理的に説きます。

切皮について〜技は人それぞれ個性的に育っていく〜

2016-07-14 21:19:41 | 鍼灸術・手技療法術
切皮・弾入についての考えると、それを技として創ることの大事性痛感する。

本日の鍼灸実技。椎間板ヘルニアに対しての下肢のへの刺鍼、大腿神経(鼠径部の下部、内転筋管周囲)、坐骨神経ー脛骨神経(膝窩中央、腓腹筋両頭の間、内果の下)、坐骨神経ー総腓骨神経(腓骨頭の後、前脛骨筋、母趾と示趾の間、長趾伸筋の外側、長腓骨筋、足関節の背側部)への刺鍼であった。

本日、刺鍼した部位の幾つかは、指圧であっても雑に押されると痛かったりする部位であるが、鍼実技のパートナーであるSくんの絶妙の切皮・弾入のおかげで、飛び上がる様な事も無く、無事実技の時間を終えられた。

二年生になってからはずっとパートナーはSくんであったのでその有り難さを忘れてしまっていたが、先週はSくんが欠席であったので他の相手との実技であったので、そのこと再認識した。

それとともに痛感したことが、「切皮・弾入は本当にその人の個性が出るなあ」という事であった。こわごわであったり、粗雑であったり、自信たっぷりに得意げであったり等等である。そういう意味でSくんの切皮・弾入は、痛く無い様に優しくという気遣いが感じられ、かつ自信を持っての慣れをも感じさせられるもので、その技に毎回感心させられる。そういう意味では、Sくんの鍼は、切皮・弾入の段階で安心して施術を受けられると思わせてくれるものである。

そう考えると、果たして自身の切皮・弾入はどうなのだろうか?自身は切皮・弾入にそこまでの気遣いをしていただろうか?それ以上に見事な技として切皮・弾入を創出するという意識があったであろうか?と反省させられる。




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