音楽家といえども、人間=ヒト本来の姿勢をしっかりととることが必要である、と思える。
しかしながら、運動家ほどにそれが問題となることは、問題とされることはまず無い、と思える。
それは、技のほとんどが人の創った楽器であるから(......そういう意味では、声楽家は例外的、かもしれない。)、人間体の変化から崩れとなっていっても、問題がないといえば問題が無いから。
問題になったとしても、年齢のせい、それゆえの引退ということに......。
そういう意味では、身体も楽器の一部、身体に共鳴してのバイオリンの音であるから、と身体を鍛え、卵を飲み=食を変え、という千住真理子さんの発想は、卓見と思える。
他の音楽家の皆さんにも、ぜひと思う。