東洋医学の実践的理論研究~人間が病むということの過程的構造からの東洋医学的治療論の研究~

人間が病むということの過程的像から、鍼灸等の問題を説いてみたいと思います。よろしくお願いいたします。

芍薬甘草湯〜の効果に、一般的治療の像が深まった〜

2024-10-25 01:31:39 | 覚え書
バドミントン後、窓を開けて眠って居たら脚がつって目覚め、「芍薬甘草湯」を飲んだら、ものの数秒で治った。

「芍薬甘草湯」は、『鍼灸如何に学ぶべきか』でも紹介したかと思うが、筋肉のつり(痙攣)に、本当によく効く。

 漢方薬というと長期間服用してはじめて効果がある、との先入観がある(自身では)のだが、「滋陰降火湯」(喘息に)といい「芍薬甘草湯」といい、飲んで直ぐ効果がある。(「滋陰降火湯」であれば、みるみる呼吸が楽になる)

 これは一つには、自身の食や運動の整えが有るのかもしれない。

 「芍薬甘草湯」であれば、通常は効くのに30分以内くらいかかる、と聞く。例えば、高血圧等があって複数の薬を常用する自身の弟は、自身の様に数秒でとはいかないようである。

 そう考えると、昔昔の人類(自然の食、強烈な運動である農作業、日が昇ると起き日が沈むと眠るという生活のゆえに、身体の出来上がりが違う。)にとっての漢方薬というのは、今の人類にとっての漢方薬とは随分違ったものであったのでは、と思える。(例えば、温泉等も)

 これは、鍼灸等の施術の効果にも言えること、と。

 一般的治療というのは、こういうことなのかもしれない。改めて、内容を深めて、書きたい。

 

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