バドミントン後、窓を開けて眠って居たら脚がつって目覚め、「芍薬甘草湯」を飲んだら、ものの数秒で治った。
「芍薬甘草湯」は、『鍼灸如何に学ぶべきか』でも紹介したかと思うが、筋肉のつり(痙攣)に、本当によく効く。
漢方薬というと長期間服用してはじめて効果がある、との先入観がある(自身では)のだが、「滋陰降火湯」(喘息に)といい「芍薬甘草湯」といい、飲んで直ぐ効果がある。(「滋陰降火湯」であれば、みるみる呼吸が楽になる)
これは一つには、自身の食や運動の整えが有るのかもしれない。
「芍薬甘草湯」であれば、通常は効くのに30分以内くらいかかる、と聞く。例えば、高血圧等があって複数の薬を常用する自身の弟は、自身の様に数秒でとはいかないようである。
そう考えると、昔昔の人類(自然の食、強烈な運動である農作業、日が昇ると起き日が沈むと眠るという生活のゆえに、身体の出来上がりが違う。)にとっての漢方薬というのは、今の人類にとっての漢方薬とは随分違ったものであったのでは、と思える。(例えば、温泉等も)
これは、鍼灸等の施術の効果にも言えること、と。
一般的治療というのは、こういうことなのかもしれない。改めて、内容を深めて、書きたい。