実験について〜仮説から実験へ〜

実験とは、仮説を検証するための実践である。それゆえ仮説抜きの実験はあり得ない。また当然のこととして、仮説を検証する、出来る形での実験が求められる。

自身の事実で言えば、ある技による施術、治療を何日か何週あるいは何ヵ月、何年にもわたって行って、その結果としてその技とその技による施術に関わっての一般論を持てる様になって、つまり仮説が出来上がって、その仮説が本当だろうか？と確かめるための実践が実験である。と思う。

それゆえ、仮説と仮説を形成するに至る過程をカットしての実験は、何のための実験か分からないのみならず、そもそもがどんな実験をするのかということすらが決められない。ということになってしまう。

結果として、実験と称して遊んでいる。ということにもなっていってしまいかねない。