東洋医学の実践的理論研究~人間が病むということの過程的構造からの東洋医学的治療論の研究~

人間が病むということの過程的像から、鍼灸等の問題を説いてみたいと思います。よろしくお願いいたします。

腸内フローラ、スピードガン、武道哲学

2015-06-08 08:00:32 | 日記
「南郷継正 武道哲学 著作・講義全集 第十一巻」。梅雨入りのおかげで時間に少し余裕があるので、順調に読み進めている。

武道哲学に学べば、あらゆる問題が解けるようになって行けるとの思いがする。

近頃話題の「腸内フローラ」の問題、今日の朝日新聞朝刊で取る上げられていた「スピードガンと高校野球ピッチャーの球速」の問題等も。

前者は「生命の歴史」抜きには、腸内フローラの生む成分の問題としてしか分かりようがない。本当は、先ず「腸内フローラ」とは何か?が問われなければならないのに。結果として腸内フローラの生む成分のサプリメントをとなっていってしまうのではと。

後者の問題も、認識論、技術論抜きでは、本当の答えは得られないと思われる。また、スピードガンがいかに球速150キロを生むのか?以前に、そもそも人間にとっての、青春期の始まりである高校生にとっての野球をすることの意義が問われなければならないし、そこから球速150キロの球を投げる、投げさせることの意味を考えて行くのでなければならないと思われる。

そういう諸々の問題を解いてくれるのが武道哲学であり、そこに説(解)かれる弁証法、認識論、生命の歴史である。

これは、鍼灸、手技療法の問題もと思える。
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