絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2015年10月31日(土)イラストじっくりコース・寺門孝之先生の授業内容

2015-11-04 15:27:18 | イラストじっくり塾
寺門孝之先生の授業は今日で2回目で、課題の発表を行いました。
課題内容は「変身願望」というタイトルで「自己PRするポスター」を描く、です。

個性的な作品が次々登場しました!
皆さんの変身願望は、芸者さん、カンフーの達人、ハーフ、木、イルカ、ミュージシャンなど!




・描く手間を省くと、伝わる力は減る…仏像はコピー出来ず全て手で彫っており、手の動きもひとつひとつ違っている。
・絵の形のこだわり全てに「理想+冒険」を加える。絵話塾は試せる場なので実験してみる
・カラーコピーした方が良く見える絵は、イラストに向いている
・楽に見せるところ、こだわるところのメリハリを付ける
・描いてみたいイメージがあればまず絵に描いてみて、そこからイメージが湧くので、また更に描いて…をくり返す
・答えを焦らずにゆっくり描くことも大事

寺門先生に質問…「色使いの発想はどこから?」
・色は混ぜて使わない
混色すると濁るので、しかも混ぜるとその組み合わせが頭の中で組立てられなくなるので
なるべくそのままで使われるそうです。

・色の基本は隣り合わせの2色
先生が色使いの勉強になったのは歌舞伎で、裏表の色が計算し尽くされているとのこと。
2色を隣り合わせた時にハレーションを起こす色、間に光が見える組み合わせが先生の好みだそうです。

絵を描く時にどう色を付けるか迷ったら、外や家の中に置かれた色を見てみると良いです。
外で、知らない人が着ている服の色と、置かれたコーヒーカップの色、テーブル、イスの色が何気なく色味が合っていることがあります。
意味がなくても自然に目に飛び込んでくる色を絵に、パズルのように起こせば良いそうです。
でも、あまり見過ぎるとしんどくなるのでほどほどに。

来月11月21日(土)の課題は、
・自分のスーパーヒーロー、もしくはスーパーヒロイン、または自分のアイドルを
一人決めて描いてくる(集団でも良い)
※思い入れたっぷりの誰かを描いてきて下さい。なぜヒーロー、ヒロインなのかも考えて描いてきて下さい。

そして、来年3月12日(土)の今期最後の寺門先生の授業では「ノート」を発表してもらいます。
絵を描く人は描く為の、携帯できるノートが必要では?という話から、普段描くノートを作り、描き溜めておいて
それを発表します。このノートがあれば、描く時に困った場合にそれを見てヒントを得ることが出来ます。
先生は何百冊も置いておられるそうです。興味のあるもの(シールでも何でも)を貼ったりしても良いです。
よろしくお願いいたします。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする