絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2018年12月19日(水)絵本わくわくコース・WAKKUN先生の授業内容

2018-12-19 18:14:12 | 絵本わくわく塾
前回のWAKKUN先生の授業では、大きな和紙に墨で絵を描きました。
大きな和紙ですので、思いっきり一気に描き上げていきましたが、
今回は細長い和紙に描くので、構図も考えないといけないです。
WAKKUN先生の最後の授業では、じゃばら本を制作しますので、
今回の授業は、長い紙(じゃばら本)に描く練習にもなります。



まずはWAKKUN先生のデモストレーションで絵を描いていただきました。

「てくてく 歩く ボクたちは これからも しっかりとね 福の種まけ ボクらの前に ボクらの後に」と
描かれました。



これは神戸の震災から5年後、作家達は何をしていたかという四人の作家の展覧会を
芦屋市立美術館で開催した際のライブペインティング中に出来た言葉です。



当日、何を描いたら良いか全く考えていなかったというWAKKUN先生。
だけどもしあの時、自分が死んでいたら…子ども達に何を残せただろうかと考えてみると、
空の上から娘や息子を見た時「お父さん、ボク達大丈夫やで!元気に歩いていくからな!」と
言ってもらえたら嬉しいと思い
タテ2メートル、ヨコ10メートルもの大きな紙にこの言葉を描かれました。

では、みなさんも描いてみましょう。



まずは何をどう構図を取って描こうかじっくり考え、描き始めると集中して描き上げます。
みなさん、なかなかいい絵が仕上がってきていますね。
水の量で濃淡を変えれますので、その表現もいい感じです。

では、発表しましょう。
 

 

・子どもの頃の思い出
・今思っていること
・理想の朝ご飯   など





 

それぞれの思いが絵に表現されていて、みんなに伝わってきました。

次回の授業3月6日(水)では、じゃばら絵本の発表をします。
完成ではなく、ダミーの状態でも大丈夫です。

今年の授業は今日で終了しました。
冬休みの期間で、課題の制作を頑張ってくださいね。


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