絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

6月の絵話塾のガイダンス(説明会)のお知らせです。

2023-05-29 19:53:21 | 絵話塾からのお知らせ

●6月のガイダンス(説明会)のお知らせです。

秋から始まる絵話塾の生徒を募集しています。

絵話塾にご興味のある方は、ぜひご参加ください。

お待ちしています。

6月3日(土) 18:00~

6月4日 (日) 18:00~

6月11日(日) 18:00~

6月17日(土) 11:00~

6月18日(日)18:00~  

6月24日(土)18:00~ 

6月25日(日)  18:00~

 

詳しくはメールkaiwajuku@galleryvie.jp
またはtel.078-332-5808までご連絡ください。

よろしくお願いいたします。

 

 

 

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2023年5月27日(土)イラストレベルアップコース・駒井和彬先生の授業内容

2023-05-29 19:44:18 | イラストレベルアップコース

今日はイラストレベルアップコース、デザイナーの駒井和彬先生の授業です。

今回の授業は課題「ZINEを作ろう」の発表です。

ZINEとは、自由な手法で好きな「もの」「こと」を1つの冊子にまとめた個人制作の本のことです。

今回の制作では、
①テーマ性のあるオリジナルの作品集にする
②既存作品をベースにしても良い。ただし、描き下ろしを2点以上入れる
③8ページ以上にする
ということが課題です。

どういった用途か?
見てもらいターゲットは?
苦労した点や気に入っている点などを発表して下さい。

駒井先生の授業では、それぞれの発表の後、100点満点の作品でも120点になるように、その作品についてお互いにコメントを伝え合います。

それでは、発表です。

発表側
・「『インクトーバー』というインクを使ったイラストを10月の1か月間にわたって、1日1枚投稿するアートチャレンジイベントがある。昨年、そのインクトーバーに挑戦した際のイラストとそのリメイクをまとめた」
・「働いている食堂のメニューを描いた。どのような思いでそのメニューを作っているか裏側も見せる感じにした」
・「架空の町を切り取り、朝から晩までをストーリー展開してみた。蛇腹折りで仕上げ、名刺代わりに渡したい」
・「自分のキャラクターを分かってもらえる旅の本にした。シリーズ第1弾として『イラン』をテーマにした」

講評側
・「イラストが小さいのがもったいないので、もっと大きく配置した方が良い」
・「短歌が入っていて、イラストとの融合や、手描き文字が可愛い」
・「得意としている植物モチーフをもっと全面に押し出してみては?」
・「サイズが異常に長い、異常に大きいなど、イラストの良さを更に引き立たせるような『裏切る』魅力がもっと見られたら良い」

箔押しにチャレンジされたり、カーテンをテーマに扱った方がいらっしゃったり、バリエーション豊富なZINEばかりで、授業終わりにお互いのZINEを交換したり、プレゼントし合う姿も見られました。

また、駒井先生もZINEを作られたので皆さんに発表され、「サイズ感が可愛い」「色が勉強になる」といった感想が聞かれました。



次回、駒井先生の授業では通年課題である「イラストで売り上げる」の発表です。クライアントワークに限らず、ストックイラストや原画販売など、売り上げる方法は、なんでもOKです。どう進めて良いか分からない方は、いつでも相談してくださいね。
皆さんの発表を楽しみにしています。

ではまた!ナマステ!

 

●6月のガイダンス(説明会)のお知らせです。

秋から始まる絵話塾の生徒を募集しています。

絵話塾にご興味のある方は、ぜひご参加ください。

お待ちしています。

 

6月3日(土) 18:00~

6月4日 (日) 18:00~

6月11日(日) 18:00~

6月17日(土) 11:00~

6月18日(日)18:00~  

6月24日(土)18:00~ 

6月25日(日)  18:00~

詳しくはメールkaiwajuku@galleryvie.jp
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よろしくお願いいたします。


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2023年5月13日(土)イラストレベルアップコース・朝野ペコ先生の授業内容

2023-05-29 19:33:30 | イラストレベルアップコース

5月13日イラストレベルアップ
今日は朝野ペコ先生の授業です。

今回の授業は「クロッキー」と「似顔絵」がテーマです。

クロッキーとは、スケッチやデッサンより素早く描くことで、5~10分以内を目安におおまかに、ざっくりと情報を写し取ることです。
ペコ先生は、10代の頃からボールペンでノートいっぱいに、修正なしでクロッキーを描くことをされていたそうです。
「クロッキーは形をとらえる練習になり、物を見る力がつきます。昨日、今日、明日と毎日続けると確実に絵が上手くなります」

実際に今いる人や物を見るのが1番練習になるのですが、今回の授業では雑誌の切り抜きを使って行います。
消しゴムなどで修正はせずに取り組んでみましょう。

「アウトラインだけを追っていたら長さやバランスが崩れてきます。線を見ながら、というより、ざっくりとその物や人の形をとらえていきます。クロッキーはそこまで細かく描かなくて大丈夫です」

目の前でペコ先生のクロッキーのデモンストレーションが行われて、皆さん真剣な眼差しでその様子を見つめ、出来上がったら自然と拍手が沸き起こりました。

 

実際に皆さんがクロッキーを描いていると、疑問点や困った点が出てくるので、ペコ先生が皆さんの所に回られてそれぞれにアドバイスやコメントをくださいました。

休憩を挟んで、授業の後半は「似顔絵」です。
ペコ先生は数年前からイベントなどで似顔絵を描かれています。

「似ている、似ていないで勝負すると、そっくりに描ける方はたくさんいます。作家性を大切にして、自分のイラストの中に『この人を描くんだったら?』と考えて自分のタッチで描くようにしています。イベントで似顔絵を描いてみると、自分がどういう似顔絵を求められているかということも分かります」

それでは、近くにいる3人で、15分程度でお互いを描き合ってみましょう。

出来上がったら全員の分を見て回ります。
皆さんそれぞれのタッチで描かれており、人柄が伝わる似顔絵だったり、背景があったり、とその人の世界観が伝わる色々な似顔絵が溢れていました。

「描いて貰えるって嬉しい」「いろんな似顔絵が見られて面白い」という声も聞こえて、最後はお互いに似顔絵をプレゼントしあったりと、和気あいあいとした授業になりました。
ではまた教室でお会いしましょう!アディオス!

 

●6月のガイダンス(説明会)のお知らせです。

秋から始まる絵話塾の生徒を募集しています。

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お待ちしています。

 

6月3日(土) 18:00~

6月4日 (日) 18:00~

6月11日(日) 18:00~

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6月18日(日)18:00~  

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2023年5月24日(水)絵本わくわくコース・土井章史さんの授業内容

2023-05-29 17:34:36 | 絵本わくわく塾

絵本わくわくコースでは、絵本編集者の土井章史さんの授業が2回あります。

絵本の話と、ダミー本の講評をしていただきます。

 

初めに「第1回 テレビ高知 絵本コンクール」のお知らせです。

土井さんも審査員で参加されています。

テーマがあるので、お話は考えやすいかもしれませんね。

ぜひチャレンジしてみてくださいね!

 

「ダミー本を持ってきた方?ダミー本を出してこちらへ渡してください」

ほぼ全員がダミー本を持ってきていました。

土井さんの講評は、土井さんが読みながら、あれっ?おかしいと思うところにツッコミを入れていきます。

ダジャレも加わり、クスッと笑ってしまう時もあったり、この先どう展開していくのか、みんなで想像したりします。

 

ダミーの講評の前に、ユーモアとギャグの違いをお話しされました。

ギャグは、ある程度の経験値があって「ある、ある!」と言える、テレビなどのお笑いのようなもの。

絵本ではギャグではなくユーモアが欲しい。

ユーモアは、誰にも教わっていないのに笑えるもの。

頭ではなく、体が笑っている、喜んでいるものがユーモア。

ユーモアの延長線上に絵本があります。

「幼児に戻って感じたいと思うユーモアは、絵本にしたくなる」と 土井さんは、おっしゃっていました。

 

では、ダミー本を発表していきますね。

子どもが分からない言葉を使う方が多いです。抽象的な言葉は、子どもは分かりずらいでしょう。

例えば「自由になりたい」という言葉は、もっとリアリティな表現ができるといいですね。

 

偶然と必然とがありますが、偶然の出来事は感動が薄れます。

偶然の出来事を繰り返すのは3回までで、4回目はクライマックスで、違うアイデアがほしいです。

4回目も同じような偶然の出来事がくると、読者はテンションが下がります。

「こうゆうことが必要だったのか」と思える必然が必要ですね。

 

絵本は素材とアイデアが大事です。

いい素材が思いついたら、アイデアをもっと考えて面白くしてほしい。

空や虹などの素材は、あまり良くない。

魔法は腑に落ちることならいいけど、何でもありになってしまうので難しいです。

偶然と必然の考えに似ていますね。

 

地図という概念が幼児にはまだないので難しい。

感覚的な面白さが欲しいので、知識がいる話は幼児絵本ではいらないです。

 

絵本は行って帰ってくるのが大同。

子どもは「あ〜、良かったね」と安心できる。

宇宙に行ってそのままだと、ナンセンス絵本になる。

ナンセンス絵本だと、絵も面白くて、とんでもない話がいいです。難しいですよ。

 

絵話塾の授業で、みなさんのダミー本を読んで講評をしますが、

他の人のダミーを見ながら、最後のオチを考えられるのが、この教室の良いところ。

頭で考えるのではなく。身体で考えることが重要です。

 

編集者の土井さんからいただく言葉は、たくさんの気づきがありました。

楽しくて深い授業をありがとうございました。

 

 

●6月のガイダンス(説明会)のお知らせです。

秋から始まる絵話塾の生徒を募集しています。

絵話塾にご興味のある方は、ぜひご参加ください。

お待ちしています。

 

6月3日(土) 18:00~

6月4日 (日) 18:00~

6月11日(日) 18:00~

6月17日(土) 11:00~

6月18日(日)18:00~  

6月24日(土)18:00~ 

6月25日(日)  18:00~

詳しくはメールkaiwajuku@galleryvie.jp
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よろしくお願いいたします。

 

 


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