今期4回目、今年に入って最初のドローイングクラスは、神戸空港でスケッチです。
今日は2月とは思えない程のポカポカ陽気で、屋外でも気持ち良く描けそうですね。
一旦ロビーに集合して、イヌイ先生のお話を聞きます。
今日はとても暖かいので、いつも写真に撮って描いている人も、ぜひ実際に見て描いてみましょう!
飛行機は大きくて描くのが大変だけど、パース(遠近法)は意識しないで、遠くに見えるものを小さく描く程度に捉えておきましょう。 比率など頭で考えて描かずに、外側のアウトライン(輪郭)を見て、見えたまま、線がでこぼこになっても良いから、描き切りましょう。
描き直して線が何本にもなるより、一本で描くほうが綺麗に見えます。修正しない方が、キュッと締まって見えて、イラストとしても見やすいんです。 では今日も、いっぱい描いていきましょう!
空港の空気感って、淀みなくすっきりとして心地良いですね。3階スカイコートからは、ガラス越しに間近で飛行機が見えます。椅子やテーブルもたくさんあって、空港の雰囲気を感じながらリラックスして描けそうです。吹き抜けから2階を見下ろすと、お店や行き交う人々の様子も見えて面白いです。
屋上展望デッキからは空港全体が見渡せ、離着陸の臨場感を味わいながら描いたり、北側には六甲山を背景に神戸の街並みが見えます。 同じ飛行機でも、各階ごとに見える角度が違って面白い、と話す生徒さんも。皆さん飛行機の大きさに苦戦しながらも、いろいろ試して楽しんで描いています。
皆さんどうでしたか?楽しんで描けましたか?
では、見ていきましょう。
イヌイ先生から、描き方のポイントをアドバイスしてもらいました。
イヌイ先生のドローイング
初めに絵を描き込むところと、描かないところを決めましょう。
全部ではなく、主体にするもの、見せたいところを描き込んで、パッと見た時に目が行きやすくします。
周りのものはそこまで描き込まなくて、描きたいと思ったところを見つけましょう。
逆に描き込みが少なすぎると、ぼやっとして形になる前の感じになってしまいます。
人で言うと、表情がわかるくらい描き込んでみましょう。 絵の面白みって、そういうところにあると思いますよ。
色は、固有色じゃなくても、絵の中で見やすい色のバランスや、いいなと思う配色を使って、オリジナルの世界観を作ると良いですよ。 例えば僕は、選んだ色鉛筆を2、3本手に持って描き進めています。
絵を描いている時にばらつきがあって、調和しないのは、得意じゃないものをスケッチした時に、写生(ありのままに見て描いた絵)になっているからです。
普段描く絵のイラスト的な柔らかさが出せるように、一度描いたものをもとに、もう一度描くと良いですよ。人間でも、大人と子供のかき分け、そういう練習をして自分のスタイルを見つけてあげたら良いでしょう。
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