絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2018年12月15日(土)イラストレベルアップコース・サタケシュンスケ先生

2018-12-16 15:05:53 | イラストレベルアップコース
今日のイラストレベルアップクラスは、サタケシュンスケ先生2回目の授業です。
本日のテーマは「作品を世の中に発信する①」です。
営業、公募、展覧会など、手を動かし、足を運んでできることについてのお話です。

とにかく、自分の絵や存在を知ってもらうことが、大切です。
そのためには、売り込み、人からの紹介、クラウドソーシング、展覧会や公募などの方法があります。
サタケ先生は、どこで見てもらえるか知らなかったので、路上販売(!)から始めたのが、第一歩だそうです。
「手軽に始められそう」という理由で始めたけれど、見てくれるのは街行く人です。「とにかく誰でも見て欲しい」では、仕事に繋がらない。
イラストレーターになりたいなら、ちゃんと見てもらうべき人に見せなければならない、と気付かれたそうです。



売り込み先としては、出版社、グッズメーカー、デザイン事務所、イラストエージェンシー、ギャラリーなどです。
授業では、具体的な出版社名や、関西のエージェンシー名や特徴など、「すぐに持ち込みに行こう!」と思える貴重な情報を教えてもらえました。

次に、売り込み方法です。
売り込み先が決まれば、そこの制作実績や、専門、得意分野など下調べをします。
自分の作品を、例えばどう使って欲しいか、どんなことで役に立てるかを具体的にアピールするなど、売り込み方法のポイントを聞きました。





授業後半は、実際に手を動かし、同じお題で絵を描きます。
お題は「誰よりも1番体の大きな人を描く」です。
大きさを表現する方法はたくさんありますよね。
個性の追求ではなく、考え方の柔軟さ、表現のバリエーションを学ぶための時間です。





地球や宇宙との対比を描いている人が多かったです。
その中で、さらにアイデアを足したり、遊び心があったり、みんなのアイデアを見て、自分にない考え方を学べました。

次回のサタケ先生の授業は、「作品を世の中に発信する②」で、webを使っての営業方法についてです。
楽しみです!

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2018年12月15日(土)イラストじっくり・寺田順三先生の授業内容

2018-12-15 17:13:39 | イラストベーシックコース
寺田順三さん3回目の授業は、課題「本の装丁」3種類の発表です。
◇大人向け(小説など)
◇子ども向け(赤毛のアンやピーターなど、絵本以外で)
◇実用書

今日はスポット受講の生徒さんも参加されて、にぎやかにスタートしました。



電子書籍用のソフトで制作したり、消しゴムはんこや貼り絵、エンボス加工など工夫されていて楽しいですね!

味のあるテクスチャーも印刷物になるとどうなるのか。
本の装丁なので、同じ1枚の絵でも切り取り方や使い方によって空気感や雰囲気はガラリと変わります。

どんな仕事がしたいのか?どんな方向性で進んでいきたいのか?

ひとりひとり、じっくり丁寧にみていただきました。

なかなか方向性が決められない方も多いと思います。
自分はこんな仕事がしたい!その目標に向かって作品づくりをしてみるのもいいですね。

みなさんの作品です。









寺田さんの次回の授業は、2019年2月9日(土)です。
課題は、個展(作品展)を仮定して、その案内状と作品(何点か)です!
楽しみですね。

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2018年12月19日(水)絵本わくわくコース・WAKKUN先生の授業持ち物

2018-12-13 16:59:25 | 絵本わくわく塾
12月19日(水)WAKKUN先生の授業では、 長い和紙に墨で絵を描きます。
*持ち物
・大小の筆(習字用の筆・100均で良い)
・ぞうきん、新聞紙
・文鎮(ぶんちん、又は何か重しになるようなもの)
・墨を入れるカップ(ペットボトルの上を切った物で良い)
・紙と墨代…1枚200円(紙と墨はこちらで用意します)
※念のため、汚れても大丈夫な服装かエプロン持参でご参加下さい。
※靴を脱いでブルーシートの上で描くので脱ぎ履きしやすい靴がおすすめです。

※スポット受講(在校生、卒業生対象)、ご見学(体験受講)の方、
随時受付しております!
興味のある方はギャラリーvie絵話塾までお問い合わせ下さい。
よろしくお願いいたします。


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Gallery Vie 絵話塾(かいわじゅく)
E-mail:kaiwajuku@galleryvie.jp
〒 650-0022神戸市中央区元町通3-2-15
セントラルビル元町5F
TEL:078-332-5808  FAX:078-332-5807
URL:http://galleryvie.jp/kaiwajuku/k-info.html 
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2018年12月12日(水)絵本わくわくコース・松田素子さんの授業内容

2018-12-13 15:51:27 | 絵本わくわく塾
本日は編集者の松田素子さんの授業です。
本日は絵本が出版される前のダミー本を見せていただき、どう修正して完成されていったのか、貴重なお話を伺いました。

まず始めに「絵本を出版するのにいくら費用がかかると思いますか?」と、シビアな話から始まりました。
「出版費用もかかるけれども、またお金では変えられない喜びがある」と、松田さん。


沢山出版された絵本から、皆さんと同じように松田さんの教室に通われて、出版された方を紹介していただきました。

『そらまめくんのベッド』の なかやみわ さんのダミー本と出版された絵本を見比べたみました。
「さて、ダミー本と出版された絵本とは、どこが違うでしょう?」


ダミー本の草は同じ種類ばかりですが、描き直した方は草にもいろんな種類があって、細かく詳しく描かれていますね。

なかやみわ さんは、絵本を描く前にそらまめくんの生きている世界を考え、そらまめ・枝豆・グリンピースを育てました。
そらまめくんや他の登場する豆たちの性格・家の設計図までも細かく設定したそうです。
良い作品は、作品の根の部分(見えない部分)がしっかりしています。


かとうまふみさんの『えんぴつのおすもう』では、登場する鉛筆の性格などを、絵本の中では説明しないことも、
しっかりとキャラクター化していました。




『ぼくのかえりみち』ひがしちから さんのダミー本も見せたいただきました。



ダミー本の段階では、読者は横から主人公を見てますが、出版された絵本では読者が主人公になって、白線の上を歩いています。
絵本では、細かく描き込んで見せる場合もありますが、この絵本では緊張感を持たせ、余計な部分は描き込まないこと。
読者も一緒にドキドキハラハラし、どれだけ絵本の世界に入れるか、読者に共感させることが大事です。


絵本はページをめくるので、次のページへの期待を持たせることも大事です。
くぼまちこさんの『はみがきれっしゃ』は、次のページをめくると、わ〜と盛り上がります。
どう変更されてかダミー本も見せていただきました。



最後にダミー本の発表をしていきました。

 

ダミー本を見ていると、何を伝えたかったのかな?と思うものもあります。
作者もどう伝えたいのかはっきりしていない場合もあって、そうすると読者はもっと分からないです。
伝えたいことは何だろう?どうしたら伝わるのか。自問自答してみてください。

絵本作家になりたいのであれば、絵本(絵)を本気で読んでください。
読む筋肉と作る筋肉は同じです。
カヌーのオールも片方だけ漕いでいては、前には進みません。
皆さんも沢山の絵本を読んで、自分のダミー本も作ってくださいね。

次回の授業4月10日(水)は、ダミー本の発表と講評です。
ダミー本が発表出来るよう、頑張ってください!


※松田素子さんからイベントのお知らせです。12月16日(日)「月イチ賢治」というイベントを18時半〜開催します。

「氷河鼠の毛皮」(画:堀川理万子)
宮沢賢治さんや今回の絵本にまつわる逸話をお伺いします。
当日は、作画担当、堀川理万子さんの直筆サイン本の販売もございますので、
みなさま、ふるってご参加ください!

《会場》12月16日(日)18時30分~19時30分
場所:絵話塾の教室
定員:40名   
料金:500円 

ご参加ご希望の方はご連絡ください。

よろしくお願いいたします。





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2018年12月8日(土)デッサン基礎クラス・タケウマ先生の授業持ち物

2018-12-11 18:50:27 | デッサンクラス
12月15日(土)のデッサン基礎クラスは、着色をしたイラストを描きます。

持ち物
・着色材料(普段使っているもの)
・スケッチブック をお持ち下さい。

よろしくお願いいたします。

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