先日,ずいぶん前に録画していた「夢の等伯 傑作10選」を見ました.
今年は桃山時代に活躍した長谷川等伯の没後400年にあたるということで,先頃まで上野で展覧会をやっていましたが,残念ながら行き損ねてしまいました.
テレビではありますが,しかも10選というタイトルのとおり,作品数は少ないものの,なみなみならぬ迫力を感じました.
これはやはり実物を見に行くべきだったなぁ・・と後悔しつつ見ていると,不思議な感覚に陥りました.
うちのテレビは地デジですが,普通の2Dです.
なのに,萩芒図屏風(ススキと萩が各1隻?の屏風に描かれたもの)の萩の絵を紹介しているとき,急に3Dに見えてきました.
カメラが絵に近寄って,花や葉のアップを映している時は平面的に見えていたのですが,引いて全体を見ていくと急に花が浮き上がり,ひとつひとつの茎が本当に風に揺れている奥行きのあるものに見えました.
こんな風に見えたことがないので,半信半疑だったのですが,何度みても立体に見えます.
細かな表現がどうなっていたらこんな錯覚に陥るのか分からなかったんですが,等伯がものすごい観察力と表現力を持った人だったことはわかりました.
「空間」を自在に表現出来た人だったのか・・・
造園にも通じる感覚ですね,きっと.
師匠もとても気になっていた人ですから.
今年は桃山時代に活躍した長谷川等伯の没後400年にあたるということで,先頃まで上野で展覧会をやっていましたが,残念ながら行き損ねてしまいました.
テレビではありますが,しかも10選というタイトルのとおり,作品数は少ないものの,なみなみならぬ迫力を感じました.
これはやはり実物を見に行くべきだったなぁ・・と後悔しつつ見ていると,不思議な感覚に陥りました.
うちのテレビは地デジですが,普通の2Dです.
なのに,萩芒図屏風(ススキと萩が各1隻?の屏風に描かれたもの)の萩の絵を紹介しているとき,急に3Dに見えてきました.
カメラが絵に近寄って,花や葉のアップを映している時は平面的に見えていたのですが,引いて全体を見ていくと急に花が浮き上がり,ひとつひとつの茎が本当に風に揺れている奥行きのあるものに見えました.
こんな風に見えたことがないので,半信半疑だったのですが,何度みても立体に見えます.
細かな表現がどうなっていたらこんな錯覚に陥るのか分からなかったんですが,等伯がものすごい観察力と表現力を持った人だったことはわかりました.
「空間」を自在に表現出来た人だったのか・・・
造園にも通じる感覚ですね,きっと.
師匠もとても気になっていた人ですから.