庭の樹の魅力

今日も東京のお庭の施工に行ってきました．

昨日よりだいぶ暖かいので楽でした．

さて，今日はいよいよ庭の入り口付近に植える樹木を選んで植えました．

アオダモとヤマボウシをとりあえず隣家や，通りからの目隠し用に植えました．

ヤマボウシはまだやや小さな樹ですが，アオダモは大きな株立ちで，花が沢山ついていました．

そして，植栽してから敷地を出て，通りから見てみると，樹を植えたことで家が素敵に見えることを発見．




庭の中にいて庭のことばかり考えがちです．．．が，

樹木は，庭自体が少ししか見えなくてもその家の庭全体(の雰囲気)を演出し，想像させてくれる重要な要素だと思いました．

設計するときには敷地外からの視点もしっかり考えていかなければなりませんね．

今回は，正面からの風景が，後ろに立っている家の庭木が丸見えの状態のため，奥行きが感じられず，平面的に見えてしまうことが気になっていました．

そこで，遠近感を出し，立体的に感じられるように樹を植えることにしました．

もちろん，目隠しも兼ねて．


before

after

フェンス左手がアオダモ，右手がヤマボウシ．

本当は手前にもう一本，樹木が入る予定なので，そうするとかなり緑が濃いお庭に感じることでしょう．