やまめの庭つくり

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赤城自然園 再開

2010-04-21 | 造園
今月の2日より群馬県渋川市赤城町にある赤城自然園が再開しました.

約1年振りで,オーナーが西友からクレディセゾンになり,RHSJの提携ガーデンになりました.

先行きをとても危ぶんでいたのですが,従来より開園期間も150日間と長く,火,水,木曜日以外(祝日は営業)営業しているとのことで,行きやすくなりましたね.

しかも,セゾンカードを持っていると入園料が半額(1000円→500円)になるそうですsymbol4


ここはやまめの師匠が大変な情熱を込めてデザインしたところです.

リンク集の師匠の作品を見て下さいね.

日本ではたぶん初,というか,他にない,ロードデンドロン属(シャクナゲ,アザレア,落葉性ツツジ)を主役とした美しい公園です.

当時,シャクナゲの育種家として有名だった和田氏の育成品種や,海外からのものなど,たくさんの品種に出会えるのと同時に,日本庭園の技法を活かした地形作りによる,水と高低差,遠近の妙を活かした自然の素晴らしさを味わうことが出来ます.

真っ平らな造成地だったところが,現在の地形,景色になっているという,そのすごさを是非現地を歩いて感じてみてください.

やまめが造園って,すごいkirakira2と,感動してこの世界に入るきっかけになったところですから.

こんなきれいな場所が閉園と聞いて嘆いていたわけですが,何はともあれ再開して良かった良かった.


イタリア旅行も延期になったし,再開を祝してまた赤城に行こうと思います.

ちょうど今から5月上旬がメインのシャクナゲが美しい時期ですから・・・・






緑のカオス

2010-04-21 | ガーデニング
イタリアどっちつかずの状態がひとまず去ったため,本腰入れて花壇の植栽計画を練り始めました.

うちのではなく,先日施工していた東京の日当たりのいいお庭のものです.

色々と提案して愉しんでいただきたいと思います.



お庭の植栽計画を考えるとき,どうしても自分の経験や,憧れや知識を総動員してマックスで盛り込み,また削る,という作業をします.

今はマックスに向かって知恵を絞っている最中です.

お客様に自信を持って勧められるのは今まで育ててどんな性格なのかよく知っている植物.

でも,それだけじゃ素敵な花壇にはならないです.

そのお庭の雰囲気に合っていて,しかも手がかからず,一年中きれいな花が見られることが目標です.



少しでも育てるものを増やして自信をつけるためにやまめの庭の状態は圃場化,というよりカオス化していきます・・・

特に今の季節は激しいものがありますね.

バラが主役ではありますが,こぼれ種や自分にあった環境への移動などが始まっているようです.




ミニバラの一群.5種類くらいのミニブッシュを形成しています.



もう5年くらい経っていますが,ほとんど大きさも変わらず,花がたくさん咲いて手間いらず.

春は足元にムスカリ,ミニスイセンなどが咲きます.



この写真には10種類のバラが写っています.




まぁ,庭というより,圃場ですね.

バラの枝が伸び始め,大きな葉が日陰をつくり出しました.

足元にラムズイヤーなんて植えてしまい,失敗したなぁ~yellow22と反省中.

花が咲くまで放置してしまおうと思っています.

ニゲラとオダマキはこんな状況でもこぼれ種でガンガン増えていますyellow25




ついでに庭の開花状況.


シックな寄せ植え.

一ヶ月以上,ほとんど何も変化せず,まるで造花のように手がかからない組み合わせ.



かわいい寄せ植え.

というより,ミニチューリップだけ新入りですが,こぼれ種のエリゲロン,となりの地植えのオステオが寄りかかり,何年も植えっぱなしのネメシアが後ろから参加した寄せ集め.



お気に入りのサーモンピンクのオダマキ.



消えたと思っていたモンティア・シビリカ.

他に二箇所で立派に育っていることを確認.



好きな場所に(たぶんタネで)移動してひっそり生息中.

かなり日陰に近い半日陰が好きな模様.


毎年最初に咲くバラitem2

フランシス・デュブレイユ.

フランスの名門メイアン社の2代目の名前を冠したバラということです.



今年は株を少しでも大きく育てるために,一生懸命世話をしたいと思います.