やまめの庭つくり

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料理用のリンゴ

2010-09-16 | ノンジャンル
昨日,珍しいリンゴをもらいました.

品種名は‘ブラムリー’.

意外と大きな緑のリンゴです.



イギリスでは「クッキングアップル」という,料理用のリンゴのジャンルがあり,日本では生で食べるものが主ですが,スープからメインディッシュ,デザート,お酒まで加工され,日常生活と切っても切れない関係のようです.

そのイギリスでの料理用リンゴの45%を‘ブラムリー’が占めているそうです.

2009年にイギリスで誕生200年の祝賀行事が行われ,日本には導入されてから20年になろうとしているとのことです.

そもそもこのリンゴが日本に導入されるキッカケになったのは1985年計画中の赤城自然園のコンサルティングを英国王立園芸教会(RHS)に依頼した縁で日本支部が設立され,交流する中でリンゴの食文化の違いに驚いた理事長が,日本でも料理用リンゴを導入しようと活躍したことから今にいたっています.

ということは,何となく赤城つながりで師匠も縁がどこかでつながっているような・・・question


導入した先は長野県小布施町.

ここは栗がとても有名で,やまめにとっては絶品栗きんとんの町,なんですがsymbol4

クリ畑の周りにはフジリンゴと思っていたらブラムリー畑も広がってきていたようです.


イギリスからプレゼントされた穂木を2件の農家が試行錯誤して栽培し,少しずつ生産量を増やしていったそうです.

高級果物専門店,新宿高野が取り上げてくれてからは需要がアップし,有名になっていったという経緯があるようです.

知らなかったなぁ.  

この料理用リンゴ,日本のリンゴとどう違うのかというと,生ではかなり酸味が強い・・・らしい.

酸っぱいのが苦手なので,やまめは生では食べません.

室温に放置しておくとすぐに柔らかくなってしまうそうなので,レシピブックに書いてあったとおり,一日ずつラップに包んでビニールに入れ冷蔵庫に.

こうしておくと年末まで保つそうです.



(upRHSJキッチンガーデンクラブの有志の方達作成)

豚肉と炒めたり,煮たり,お菓子(特にアップルパイ)やジャムにしたり・・・

アップルパイにすると,日本のリンゴと違ってとろとろにやわらかくなるそうで,カスタードクリームとの相性が抜群らしいですね.

そういえば海外のアップルパイって,どうしてこんなにリンゴが柔らかいんだろう・・・と思っていました.

そもそもリンゴが熱で軽くとろけてしまう品種なんですね.

日本のリンゴは煮ても形がくずれませんよね.

いつだったかカレーに一口大に切ったリンゴを入れてみた事があったんですんが,ジャガイモかと思って食べた家族からクレームの嵐が巻き起こったものです・・・alienase2


これがブラムリーだったら絶対ばれなかったという事ですね.

特にジャムは,あっという間に柔らかくなるらしいのでレンジでもOKということです.



やまめは・・・

2個をジャムにして,1個は豚肉と炒めてみようかな・・・


作ったらまたブログにアップします!