やまめの庭つくり

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夏の花壇

2012-07-22 | 庭園見学
7月中旬,八ヶ岳のミヨシペレニアルガーデンは鮮やかな黄色に彩られていました.

ここは,出来上がって約15年くらい経過している標高850メートルの宿根草のナチュラルガーデンです.
水や肥料は極力やらずに,刈り込み,抜き取り,補植などの作業を中心に,現状維持を目指す,という方向性で管理しているそうです.

冬の気候が厳しい八ヶ岳に適した500種類ほどが栽培されています.

一ヶ月ごとに咲き出す花が変わるので,印象が大きく変化していくそうです.

近かったら毎月見に来たいなぁと思いました.

一ヶ月前はオルレアの白い花が満開になっていたそうですが,やまめが行った時はヒメヒマワリの仲間やルドベキアの仲間が花盛り.

清楚なホワイトガーデンから鮮やかな黄色中心の夏バージョンに移行していました.



upヘレオプシスとクガイソウの補色の組み合わせ.
鮮やかな黄色が,より目にしみるようです.



upこちらも,ミソハギやカンパニュラ‘ラプンクロイデス’など紫系×黄色の組み合わせ.お互いが引き立て合っています.




upヘリオプシスとオレンジのアルストロメリア.

同系色で秋っぽい感じ.アルストロメリア,切り花でよく見かけますが,庭植えもボリュームがあって見応えがあります.



upピンクのフロックスやミソハギと.
ちょっと里山風な感じ.




up斑入りのカリガネソウが鮮やかな黄色を優しい雰囲気にしてくれています.

斑入りのカリガネソウは,普通のものより若干弱いらしいのですが,触ると臭いので花壇の後ろ側に植えた方がよいと小黒さん.



upコロオプシスとパセリの花.
小さいもの同士でかわいい組み合わせです.


大きいもの同士だと,



upヘリオプシスとタデの仲間.



upヘリオプシスの海の中に,ミソハギ,フランネルソウ,フロックスのピンクと,真っ赤なクロコスミア‘ルシファー’.

キク科の花を研究しないと夏~秋の花壇は上手に作れないなぁ・・・と思いました.