やまめの庭つくり

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

ブルグマンシア

2008-09-18 | 植物
家の近所で見事に咲き誇っている,ブルグマンシアです.



ブルグマンシア

(ナス科キダチチョウセンアサガオ属(ブルグマンシア属))

学名:Brugmansia

和名:エンジェルストランペット



全く日の当たらないマンションの軒下から毎年見事に生長してあふれんばかりの花をつけます.

ずうっと,この花は「ダチュラ(ダチュラ属,別名:チョウセンアサガオ)」だと思っていましたyellow7ase

実は同じダチュラ属だったこともあるらしいです.

このブルグマンシアとダチュラの違いは,

ブ:木本で多年草,花が下向きdown_slowに咲く

ダ:草本で一年草,花が上向きup_slowに咲く

共通点:全草にアルカロイドを含むため,有毒.

夕方から開花し強い芳香がある,そうですnote




つぼみ.
初めて見たとき,野菜かと思いましたyellow12





開きかけのつぼみ.
昆虫が羽化しそうな感じitem3item3






花.

中身は意外とシンプルです.

この,暖かみのある黄色がたまりませんね~meromero



三溪園見学会

2008-09-18 | 庭園見学
昨日は母校のガーデンデザインの授業で庭園見学があり,師匠にくっついて一緒に見学してきました.

三溪園は,原三溪さんが,約20万平方メートルの土地に理想の庭園を築いたものですが,地形が当時とかなり変わっています.

まず,南門側.

外はスイレン池が拡がり,上海から送られてきた建築物が見られる本牧公園があります.



実は南門のところまで昔は海で,海水浴が出来たそうです.

蓮池のところから一直線に海につながる道が伸び,池のところからも海が見えたらしいのですyellow25



外苑は一般の人に開放していたので,夏は多くの人がぞろぞろと海水浴に向かっていく・・・

そんな光景を想像すると,羨ましい~hi

また,正門から入ってすぐの大きな池のところからは,三溪園の外側を埋め立て,コンビナートが出来たときに,見えなくなるはずだったエントツ(確か高さ200m)が・・・

down池沿いに歩いて行くと,藤棚のあたりから見えます・・・yellow22



三重塔の左横にバシッと見えてしまうことになったため,土盛りをしたり,マツの植栽をしたり,いろいろな方法で目かくしをしたとのことです.

目かくしyellow20

でも,エントツを隠すんですから.

大きな山が三重塔のある築山の左右に生まれたわけです.

三溪園に行ったとき,当時の写真が掲示されていますので,是非,見比べてみて下さい.

南門近くから,松風閣跡に上る階段があり,そこからは三溪園の外の世界が見えます.





三溪さんも,まさかこんなことになるとは思わなかったことでしょう・・・alien

東京の後楽園などは,東京ドームが間近にせまり,騒音もすごいですが,ここはかなり庭園から見る景色が守られている方なのでしょう・・・yellow4symbol6

庭園が完成した往時の使われ方や三溪さんの想いを想像しつつ,歩く.

師匠が生徒達に教えたかった庭園観賞ポイントの一つ,だと思いましたyellow19kirakira2



三角のイチョウ(@_@)

2008-09-15 | 樹木
今日,川崎駅前の映画館に行きました.

駅から真っ直ぐに伸びる市役所前の道には,イチョウ(たぶんyellow5)が植えられています.

イチョウの樹形ってどんな形を想像しますか?

やまめは,イチョウといえば,鎌倉八幡宮や横浜の日本大通りのイチョウが,イチョウらしい気がします.

街路樹にはいろいろな樹が使われていますが,結構ぞんざいに切られていたり,病気や害虫にやられっぱなしで悲惨な状態のものも少なくないようです.

どうかすると街路樹は胴ぶきした変な形が当たり前になってしまって,樹木としてこれでいいのかyellow6angerと感じる景色もよく見かけます.

きっと,街路樹に手間暇掛けるような,そんなお金moneyなんてないんだろうな~yellow13symbol6

と,思っていたら・・・

川崎のイチョウ(たぶんyellow5)downdownを見て,ちょっとびっくりyellow25




メタセコイアですか~??

・・・う~んalienase2ase2

あまりにも整っているから本当にメタセコイアに思えてきた・・・

今度近くで確認してみたいと思いますyellow24ase

かなり底辺も美しく整形された三角形が,延々続いております・・・

興味のある方,駅前TOHOシネマズから歩いていくと堪能できます.

見上げながら歩いていると,整形式庭園を歩いているような気さえしそうです・・・




ハコネギク

2008-09-14 | 植物
園芸店に行くと,すっかり秋めいてきた品揃えの中で,ひときわかわいらしい花を咲かせている植物に出会います.

何かなぁ・・・hamsearch

と思ったら,初めて実物にお目にかかりました,ハコネギク.

今年,箱根で山野草の植栽計画を考えたときに師匠に教えてもらったお花です.

考えていたよりも,ずっと小さいsymbol4

10cmくらいの草丈ですyellow25

でも,風衝地で厳しい環境に負けず,こんもりと茂るらしいので,強い植物です.

むしろやまめの庭では暑かったり,蒸れたりして厳しい環境かも知れませんyellow13

が,これも何かの縁・・・

早速,寄せ植えの端っこに植えてみました.



ハコネギク(キク科シオン属)

学名:Aster viscibulus

別名:ミヤマコンギク

さて,どんな感じで育つのか楽しみですhamkirakira2


ところで,先日リンクを張らせていただいているねこまたさんのブログで,黄色いバッタの写真が載っていました.

やまめは,トノサマバッタだと思ったのですが,他に可能性があるのかなと思って調べだしたら,バッタの写真が,た~んと掲載されたブログに出会いましたyellow12

福光村・昆虫記というブログです.

島根県福光村に生息する生きた昆虫と昆虫が食べる植物を撮影対象とした図鑑のような形式です.

写真がとてもきれいです.


詳しい説明と一緒に,ひたすらムシの写真が並んでいます.

結構,見入ってしまいました・・・item3


結局,ねこまたさんの疑問の答えは見つからなかったものの,ひとつ目からウロコの発見が.


なんと,ショウリョウバッタとオンブバッタは違う昆虫だったんですね~yellow25ase2

ショウリョウバッタはバッタ科なのに,オンブバッタはオンブバッタ科なんですと・・・

子供の頃からずっと同じものだと信じていましたyellow7symbol5

軽~くショックでしたalien



これはalienquestion

バラの悩み

2008-09-12 | ガーデニング
今週,母校に行ったら,ハウスの隣の公園にあるバラがムシの息でした.

夏休みの間中,誰も水をやる人がいなかったので,土が砂漠のように乾き,葉は乾燥と害虫にやられてほとんど落ち果て,枯れた枝は多数,株ごと枯れてしまったものも・・・obakeobakeobake

あの猛暑を生き延びるなんて,やっぱりバラは強いなぁと思ったのですが,限界を超えたんですね・・・dokuro

これから,フォローされていくと,かなり回復すると思うのですが・・・yellow22symbol6


やまめの庭のバラは,また別の悩みが・・・

今年,例年なかなかシュートを出さなかったバラの種類もたくさんシュートを出し,花もつき,元気なのはいいのですが.




このシュートは,夏に切ってもどんどんわき芽を出してたいへんなことになるし,切ってばかりだと冬の剪定に残せるほど立派な枝になれません.

悩んだあげく,そのまま放任しておいたら,新しい枝が増えすぎました.




どんな姿にしたいのか,どこまで立派な枝になるのか,なかなか見定めて切ることができなかったために,こんなことになりましたyellow13

でも,太いシュートを放任したおかげで,株に元気が出て,花をつけるエネルギーを生み出すことも出来たわけだし・・

う~ん,この状態はいいのか,悪いのか???

まぁ,混みすぎは絶対良くないですよね.

風で柔らかいシュートが,トゲのある古い枝にこすれると,こうなります.downdowndown




それでも,そのキズから病気にはなりません.

改めて,バラは強いyellow24item2



となりのブットレアとバラが,チョウをはじめとする色々な虫たちのオアシスになっています.