かこぶろ。

日常、映画、テレビ、音楽、アイスホッケー、興味あるものを気分のままに綴ろうと思います。

戦国自衛隊1549 (2005)

2005-06-27 12:22:41 | moviE
<公開時コピー> 「消滅するのは――歴史か、俺たちか?」
79年に大ヒットした半村良原作の「戦国自衛隊」を基に人気作家・福井晴敏が新たに書き下ろしたストーリー。
「戦国時代にタイムスリップ」「時代が自己修復力を持っている」という発想は面白い。
陸上自衛隊の全面協力を得たり、六本木を装甲車で走ったりと結構ハデなPRをしていたので楽しみでした。
監督は平成「ゴジラ」シリーズの手塚昌明。
主演は江口洋介と鈴木京香。

<あらすじ> この日、陸上自衛隊の東富士駐屯地では対プラズマ用人工磁場シールドの展開実験を行なっていた。
ところがその最中に想定外の暴走事故が発生、自衛隊の中隊が最新軍事設備と共に戦国時代にタイムスリップ。
事態収拾するためにその時代に向かった元自衛隊員・鹿島は、部隊を率いる的場1佐が自ら織田信長となって天下を支配しようとしていることを知る。。。

江口洋介 ・・・・・・・鹿島勇祐
鈴木京香 ・・・・・・・神崎怜2尉
鹿賀丈史 ・・・・・・・的場毅/織田信長
北村一輝 ・・・・・・・飯沼七兵衛
綾瀬はるか ・・・・・濃姫
生瀬勝久 ・・・・・・・森彰彦3佐
嶋大輔 ・・・・・・・・・三國陸曹長
的場浩司 ・・・・・・・与田2尉
宅麻伸 ・・・・・・・・・蜂須賀小六
中尾明慶 ・・・・・・・藤介
伊武雅刀 ・・・・・・・斉藤道三
□HP http://www.sengoku1549.com/pc/
(↓ 注:以下ネタバレあり)

北村一輝の侍ぶり、
伊武雅刀のマムシぶり、
鹿賀丈史の信長、は良かった。
一人一人自衛隊側が死んでいくシーンは悲しくも何ともなかった。
それはキャラクター付けが薄く、ペラペラストーリーだからに他ならない。
江口洋介はここでも(医者役などに見られる)同じ演技、鈴木京香演じる神崎がどういう人間かも語られないので、鹿島と的場の絆、神埼と的場の絆も描かれていれば人間ドラマも盛り上がりが違うだろうに。。。
中尾明慶演じるが蜂須賀小六=豊臣秀吉(「一夜城」を築き上げた野武士のリーダーでもある)ということにピンときた観客はいかほどいたか(滝汗)
歴史って深い。
12億円という製作費がもったいない!
天母城のオープンセットの豪華さや、ヘリや戦車が本物ね~くらいで、
「460年前の戦国時代へタイムスリップ」そのギャップが感じられない。
織田・徳川軍の鉄砲隊が猛威をふるう長篠の戦いでさえ1575年とずっと後のことなのに、侍たちは戦車や機関銃に驚かなかった(笑)
圧倒的に戦力違うだろうに、「侍たち 対 自衛隊」合戦シーンの迫力もあまり伝わってこない。
事故と同じ状況をつくり出し二度目のタイムスリップが上手くいく保証もなければ、74時間27分後に一度目は帰還出来たけれど二度目も無事帰還出来る保証もないだろうに。。。
タイムスリップ時に電子機器が止まるのなら、ヘリも落ちるんじゃ?

2005年6月25日(土)MOVIX三郷
コメント (6)
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