ヒットのおかげで続編決定!!!
手塚治虫が38歳の時に連載を始めたという「どろろ」を映画化。
69年にはアニメ化(モノクロ)もされていましたが、70年生まれなもので観ていません。
父と子の宿命というのはドラマチックなものが多い。
家族愛や友情や自分探しや、身分階級や貧富の差な世界などスケールも大きい。
監督は「黄泉がえり」「この胸いっぱいの愛を」の塩田明彦。
「LOTR」「ラストサムライ」などでも知られるニュージーランドでの美しい景観が、
時代劇だけれど異国的でまた良かった気がします。
アクション監督は「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」「HERO」「LOVERS」チン・シウトン。
ワイヤーアクションや回転しながらの殺陣もスピード感もよく出ていたり、
桜魔人、大山椒魚、カラス天狗との戦いでの音楽がラテン系なのも面白かったです。
ミスチルの歌と、妻夫木聡ワイヤーアクションのCM、けっこう好きです。
・本 手塚治虫 「どろろ」
・OST 「どろろ」
・主題歌 ミスチル 「フェイク」
<公開時コピー> 「物語が、動き出す。」
<あらすじ> とある時代のとある国。
乱世に終止符を打つべく、天下統一を誓う武将・醍醐景光。
48体の魔物を封印する地獄堂で禁忌の契約を交わす。
-やがて生まれてくる我が子の体48箇所を48体の魔物に差し出し、見返りに巨大なる「力」を手に入れると。
醜い姿で生まれ、そのまま捨てられた赤ん坊・百鬼丸は医師・寿海に拾われる。
寿海は百鬼丸に失われた部位の代わりとなる作り物の体と護身の妖刀を与え大切に育てるのだった。
立派な青年に成長した百鬼丸は、魔物を倒すごとに失われた部位を一つずつ取り戻すことを知り、魔物退治の旅に出る。
ある時、百鬼丸が魔物退治をしている場に居合わせた野盗・どろろは、百鬼丸の左腕にある妖刀を手に入れたくて彼の後を追い始める。。。
妻夫木聡 ・・・・・百鬼丸
柴咲コウ ・・・・・・どろろ
瑛太 ・・・・・・・・・多宝丸
原田美枝子 ・・・百合
杉本哲太 ・・・・・鯖目
麻生久美子 ・・・お自夜(どろろ母)
土屋アンナ ・・・鯖目の奥方
劇団ひとり ・・・・チンピラ
中村嘉葎雄 ・・・琵琶法師
原田芳雄 ・・・・・寿海(呪医師)
中井貴一 ・・・・・醍醐景光
□HP http://www.dororo.jp/
(↓ 注:ネタばれあり)☆☆☆☆★
TBしていただいた関西の方の感想を読んでいたら、
関西CMでは
百鬼丸が声を取り戻して「どろろ!どろろ!どろろ!」と叫ぶシーンが、
どろソースのCM に使われているということにウケました。
どろソースのサンプルを渡している試写会もあったとか。
やりますねっ
冒頭の戦闘シーンなどの、武将たちの赤黒がとても印象深いです。
魔物退治して飛び散る液体が毎度どろろにぶっかかるのもコミカルでした。
あの醍醐のお城って、ハウルに見えてしまった。フフフ
多宝丸を演じる瑛太の出番は後半から。
時代劇衣装は手塚治虫漫画キャラに出てきそうなほど似合っていました。
妻夫木聡は涼しげな表情がとても美しく立ち回りも魅せてくれて、
柴咲コウのキンキン声は少しうるさくも感じたけれど、やんちゃキャラが面白く見られました。
そのどろろに財布をすられたチンピラの一人、劇団ひとりは少しポッチャリしていたかな、すっかり役者顔ですな。
土屋アンナさんの化けっぷりはちょっと。。。
原田芳雄さん、中村嘉葎雄さん、原田美枝子さん、ベテランのしっかりした演技、
「陰陽師2」を思い出す悪役を演じた中井貴一さんの貫禄があってこそ、引き立つ主役たちでした。
最期の選択もやはり父親なんですよね。。。
百鬼丸やどろろの生い立ちや、
鯖目の、妻や子供たちを愛するがゆえの行為や、
口べらしせざるを得なかった村人たちや、せつない。
「残り24体」
って続編を示唆しているのかしらん?
でもそのくらいの余韻を持たせての終わりの方が良い気がします。
どうやら、原作は48体取り戻す前に終わっているようで、
アニメでは醍醐景光が最後の敵で、倒して元の体に戻ったというストーリーのようです。
手塚治虫が38歳の時に連載を始めたという「どろろ」を映画化。
69年にはアニメ化(モノクロ)もされていましたが、70年生まれなもので観ていません。
父と子の宿命というのはドラマチックなものが多い。
家族愛や友情や自分探しや、身分階級や貧富の差な世界などスケールも大きい。
監督は「黄泉がえり」「この胸いっぱいの愛を」の塩田明彦。
「LOTR」「ラストサムライ」などでも知られるニュージーランドでの美しい景観が、
時代劇だけれど異国的でまた良かった気がします。
アクション監督は「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」「HERO」「LOVERS」チン・シウトン。
ワイヤーアクションや回転しながらの殺陣もスピード感もよく出ていたり、
桜魔人、大山椒魚、カラス天狗との戦いでの音楽がラテン系なのも面白かったです。
ミスチルの歌と、妻夫木聡ワイヤーアクションのCM、けっこう好きです。
・本 手塚治虫 「どろろ」
・OST 「どろろ」
・主題歌 ミスチル 「フェイク」
<公開時コピー> 「物語が、動き出す。」
<あらすじ> とある時代のとある国。
乱世に終止符を打つべく、天下統一を誓う武将・醍醐景光。
48体の魔物を封印する地獄堂で禁忌の契約を交わす。
-やがて生まれてくる我が子の体48箇所を48体の魔物に差し出し、見返りに巨大なる「力」を手に入れると。
醜い姿で生まれ、そのまま捨てられた赤ん坊・百鬼丸は医師・寿海に拾われる。
寿海は百鬼丸に失われた部位の代わりとなる作り物の体と護身の妖刀を与え大切に育てるのだった。
立派な青年に成長した百鬼丸は、魔物を倒すごとに失われた部位を一つずつ取り戻すことを知り、魔物退治の旅に出る。
ある時、百鬼丸が魔物退治をしている場に居合わせた野盗・どろろは、百鬼丸の左腕にある妖刀を手に入れたくて彼の後を追い始める。。。
妻夫木聡 ・・・・・百鬼丸
柴咲コウ ・・・・・・どろろ
瑛太 ・・・・・・・・・多宝丸
原田美枝子 ・・・百合
杉本哲太 ・・・・・鯖目
麻生久美子 ・・・お自夜(どろろ母)
土屋アンナ ・・・鯖目の奥方
劇団ひとり ・・・・チンピラ
中村嘉葎雄 ・・・琵琶法師
原田芳雄 ・・・・・寿海(呪医師)
中井貴一 ・・・・・醍醐景光
□HP http://www.dororo.jp/
(↓ 注:ネタばれあり)☆☆☆☆★
TBしていただいた関西の方の感想を読んでいたら、
関西CMでは
百鬼丸が声を取り戻して「どろろ!どろろ!どろろ!」と叫ぶシーンが、
どろソースのCM に使われているということにウケました。
どろソースのサンプルを渡している試写会もあったとか。
やりますねっ
冒頭の戦闘シーンなどの、武将たちの赤黒がとても印象深いです。
魔物退治して飛び散る液体が毎度どろろにぶっかかるのもコミカルでした。
あの醍醐のお城って、ハウルに見えてしまった。フフフ
多宝丸を演じる瑛太の出番は後半から。
時代劇衣装は手塚治虫漫画キャラに出てきそうなほど似合っていました。
妻夫木聡は涼しげな表情がとても美しく立ち回りも魅せてくれて、
柴咲コウのキンキン声は少しうるさくも感じたけれど、やんちゃキャラが面白く見られました。
そのどろろに財布をすられたチンピラの一人、劇団ひとりは少しポッチャリしていたかな、すっかり役者顔ですな。
土屋アンナさんの化けっぷりはちょっと。。。
原田芳雄さん、中村嘉葎雄さん、原田美枝子さん、ベテランのしっかりした演技、
「陰陽師2」を思い出す悪役を演じた中井貴一さんの貫禄があってこそ、引き立つ主役たちでした。
最期の選択もやはり父親なんですよね。。。
百鬼丸やどろろの生い立ちや、
鯖目の、妻や子供たちを愛するがゆえの行為や、
口べらしせざるを得なかった村人たちや、せつない。
「残り24体」
って続編を示唆しているのかしらん?
でもそのくらいの余韻を持たせての終わりの方が良い気がします。
どうやら、原作は48体取り戻す前に終わっているようで、
アニメでは醍醐景光が最後の敵で、倒して元の体に戻ったというストーリーのようです。