深説・八犬伝～村雨恋奇譚

14日はバレンタインスペシャルカーテンコールがあり、
出演者が客席へ降りてきてチョコを振舞いました。
残った袋は壇上から投げ入れて盛り上がりました。
声をかけると笑顔で応えてくれるし、出演者と観客とのキャッキャ和気藹々とした雰囲気が楽しかった。
演技ではない素の表情も見られたし。
21日には終演後八犬士トークショーイベントがあるので
男8人、これまた賑やかな姿が見られそうです。
こちらも行きたかったなー。二週間だけなんてもったいない。
もう何度でも観たい、ってほどハマりました。フフフ


終演後、外に出ると雪。
しかもかなりのぼたん雪。
電車はノロノロながらも動いていたのでちゃんと帰れました。
どこも雪かきされていないので歩道をかなり気をつけて歩いた感じで。
今日はすっかり晴れてあっという間に溶けてしまいましたね。。


目の前で刀を抜くシーンを見てゾックゾクしました。

とてもとても楽しみにしていた舞台。
雨の音と共に暗転、プロローグは殺陣の数々で圧倒されるほどスピード感のある
出演者紹介という感じでもうドキドキ。
細かく複雑な殺陣もあって目が離せないし、そのアクションの相手をコロス4人でやっているというのも凄い。
（ぁ、浜路の一手、ちゃんと見ました。フフフ）
写真のイメージ以上に活き活きと動き回りカッコ良くて、
（窪寺昭さん、汐埼アイルさんはヒゲ姿でビックリ。
一世くんはもちろん、倉田英二さんも存在感あって好きだー。）
こちらが惚れちゃうほど信乃の浜路を想う気持ちをはじめ
八犬士それぞれの熱い想いにはしびれるほどキュンキュンして涙が出ました。
深説らしい設定や展開などどの登場人物にも物語があって。
（小文吾や親兵衛のチャラ男設定などコミカルなシーンもあって楽しい）
広くはないステージも演出が凝らしてあり、めまぐるしく変わるシーンを見応えあるものにしていました。
浜路の足元はブーツだったり衣装も個性的でカラフルで美しい。
中村中さんが担当した音楽、特に子守唄は甘美で
知寿さんと城咲あいさんの歌声に魅了されました。

間に20分の休憩を挟みますが、トイレ行列もスタッフが上手く誘導するので
そんなに待たないで済んだ感じ。
傘立てもコインロッカーも無料で利用できるし。
ホワイエというロビーでは出演者のパネルが展示されていて、
後に来場者プレゼントされるとあったので一応応募してみました。

□ぴあ 「華麗な殺陣で描く、高橋一生版『八犬伝』」

初日SPカーテンコール映像UP。
■シアタークリエ2月公演舞台 「深説・八犬伝～村雨恋奇譚～」

[あらすじ]
不思議な珠と痣を持つ青年、犬塚信乃戍孝。
亡き父との約束を果たすため、信乃は許嫁の浜路を郷里に残し、
名刀・村雨丸を携え旅に出る決意をする。
旅立ちの日、信乃の前に一人の男が現れる。
男の名は金碗大輔孝徳。
彼こそが夜ごと信乃の夢枕に立ち、旅路を促した男だった。

大輔は信乃に、同じ珠と痣を持つ七人の仲間を探すよう告げる。
そして八人が揃いしその時、信乃ら里見の八犬士の宿命について語ろう、と。
まるで夢物語のような話をにわかには信じられない信乃。
そんな彼を動かしたのは、浜路の家に仕える幼馴染・犬川荘助義任の存在だった。
荘助もまた、信乃と同じ珠と痣を持つ犬士の一人だったのだ。
信乃、荘助、そして一途に信乃を想う浜路の三人は、金碗大輔孝徳に導かれるようにして旅を始める。

美しき女田楽師に身をやつした犬士・犬坂毛野胤智をはじめ、
次々に仲間と出会う信乃たち。しかし、
村雨丸を狙い、その道中を阻もうとする謎の女がいた。玉房である。
聖女のような、鬼女のような彼女の正体とは？
また、八犬士たちの宿命の秘密を握る伏姫とは？
村雨丸に隠された秘密とは？犬士たちの熱き闘いが今始まる。。

高橋一生　・・・犬塚信乃：孝
大和田美帆　・・浜路
古川雄大　・・・犬坂毛野：智

加藤良輔　・・・犬江親兵衛：仁
窪寺昭　・・・・・犬飼現八：信
齋藤ヤスカ　・・犬山道節：忠
汐埼アイル　・・犬田小文吾：悌
根本正勝　・・・犬村大角：礼

羽場裕一　・・・金碗大輔

倉田英二　・・・闇蝉
桜田航成　・・・夜叉
村田雅和　・・・血椛

城咲あい　・・・伏姫
中村誠治郎　・・犬川荘助
保坂知寿　・・・玉房

コロス
　一内侑
　永島真之介
　平野雅史
　村田洋二郎

2011年2月14日（月）シアタークリエ