かこぶろ。

日常、映画、テレビ、音楽、アイスホッケー、興味あるものを気分のままに綴ろうと思います。

1111 エリザベート

2022-11-13 16:37:00 | livE

日比谷通りの黄葉もすすんでいました。
(晴海通りとの交差点あたり両サイドの銀杏が見事でした)


先月一時休館のニュースが出たばかり。
隣の国際ビルと一体的に建替えと。
・「帝国劇場2025年メドに一時休館「帝劇ビル」老朽化で建て替えのため
(2022.10)

開演前ロビーは空いていたので美しい大階段からの景色を記念に撮影。
美しいステンドガラス(猪熊弦一郎、作)に喜怒哀楽の仮面。


ステンレス・スチール製のすだれがステンドグラスの光を反射して。
反対側には、水引をかたどる照明装飾(猪熊弦一郎、作)が黄金に輝き。



前日の古川トート公演を音楽/編曲家の「シルヴェスター・リーヴァイ」さんが観劇したと知っていましたが
この公演でもいらしていてカーテンコールで育くんが紹介され、トート以外のお声も聴けました。
二階席だったので私たちはリーヴァイさんを照らしたと思われるのを感じただけですが。フフフ
(オケピもよく見えました)

・「本日、作曲家シルヴェスター・リーヴァイさんご観劇『エリザベート』2022

リーヴァイさん、ミュージカル「モーツァルト!」をはじめ
アメリカドラマあの「エアーウルフ」、
映画では「コブラ」「ネイビー・シールズ」「ホット・ショット」とどれも観ていたわ。。
ハンガリーの作曲家がその皇后エリザベートの生涯を描いたこの作品を、とも感慨深くもあり。

ロシアの後ろ盾を失いハプスブルク帝国から独立戦争の嵐、など
歴史とはいえ以前より身につまされるように感じられました。
伝統か自由か、お互いに歩み寄れたらどんなにか。。
(剣幸さんは素晴らしかった!)姑から息子をようやく取り戻したのに、宮廷の義務からは逃げても
エリザベートと同じように自由主義的な思想をもっているのに
愛を与えることからは距離を置かなければ、と思ってしまう。。
「夜のボート」での老年のフランツ・エリザベート夫婦は、若く出会った頃から熟年ぶりの経過を自然に感じさせるシーンでした。

愛希れいかさんは3年前に「ファントム」で観た以来。
肖像画ポーズもとても気高くオーラをまとい。

エリザベートの暗殺犯で狂言回しの役割のルキーニ、
観ていた育くんが今やトートに!とその響き渡る歌声も堪能しましたが
個人的にはルキーニの方が出番は多く似合っている印象。

主となる楽曲たちが何度も違う登場人物で歌われ物語に深みが生まれ、
左端の席だったので近いスピーカーからも臨場感ある歌声が流れたり
クリエで購入したオペラグラスもやっと持参して眺めたり、堪能しました。



・帝劇「ミュージカル エリザベート

[あらすじ] 19世紀末のウィーン。
若き皇帝フランツ・ヨーゼフが我が妻にと選んだのは、
自由な心と魂を持つシシィ(エリザベート)だった。
一目で惹かれ合い、固い絆で結ばれたかに見えた2人だったが、
その愛はハプスブルク帝国の破滅への序章であった。

エリザベートにとって宮廷での暮らしは苦痛以外の何ものでもない。
姑の皇太后ゾフィーが取り仕切る宮廷では、自身の子供を自ら養育することも叶わなかった。
ある日、自分の美貌が武器になることに気付いたエリザベートは、
自らを完璧に磨きあげ、ハプスブルク帝国の皇后として栄華を極めていく。

エリザベートが念願としていた望みを叶えたのも束の間、
彼女のまわりには、夫の不義、国民の誹謗中傷、
愛する皇太子ルドルフの死と、いつも不幸の影がつきまとう。

"トート=死"は、エリザベートが少女の頃から彼女の愛を求め続け、
彼女もいつしかその愛を意識するようになっていた。
しかし、その禁じられた愛を受け入れることは、
自らの死を意味することであることも、エリザベートは知っていた。

愛希れいか ・・・エリザベート
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未来優希 ・・・・ルドヴィカ/マダム・ヴォルフ
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原 慎一郎 ・・・・マックス(エリザ父
松井 工 ・・・・・ツェップス(新聞の発行人
佐々木 崇 ・・・・エルマー(ハンガリー貴族
章平 ・・・・・・・シュテファン(ハンガリー貴族
加藤 将 ・・・・・ジュラ(ハンガリー貴族
秋園美緒 ・・・・リヒテンシュタイン(女官長


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