かこぶろ。

日常、映画、テレビ、音楽、アイスホッケー、興味あるものを気分のままに綴ろうと思います。

一年ぶりのキャッツ

2011-02-06 16:01:51 | livE
4日から数量限定で「バレンタイン限定ハートポーチ販売開始」中です。


先月29日に約一年ぶりに観劇してきました。
正直、一度見てもういいかなってそれほどハマれずに思っていました。
「キャッツ」は様々なタイプの猫を表現した詩をモチーフにミュージカル化したので、
そのユニークな猫たちのパフォーマンスはとても面白く見られるのですが、
説明っぽい台詞もほとんどないので、あの「メモリー」によく耳をかたむけないと
何故あの猫が皆と和解し選ばれたのかがわからずに理解に欠けていました。

今回原作が訳されていた単行本を友人が貸してくれました。
ミュージカルにでてこない猫もいますが、そのキャラクターなど忠実に生かされているのがわかり
カタカナで長く覚えにくかった猫の名前も、英語の単語を足して作った造語の注釈を知り、
ますます愛着がわいた様に思います。

ニコラス・ベントリーさんのカラー挿絵がまた愛嬌たっぷりでイメージ膨らみます。
トマス・スターンズ・エリオット 「キャッツ―ポッサムおじさんの猫とつき合う法

こちらは原作とミュージカルを比べて楽しめる本のようです。
猫たちの舞踏会 エリオットとミュージカル「キャッツ」


山口祐一郎がラム・タム・タイガー時の。
劇団四季ミュージカル 「CATS」オリジナル・キャスト
保坂知寿さんの名があるっ。
劇団四季ミュージカル「CATS」ロングラン・キャスト



始まってすぐ前方4列目までの席がステージと共に回転する演出があって、
チケットを取ってもらえる時に今回その回転席が空いていたということで、
また違った感覚で見ることが出来るかもしれないと再チャレンジしてみることにしました。
4列目だったので後ろが通路で、気配に振り向くとどの猫だったか忘れましたが
背後からジッと見つめられていたりしてビビりました。ナハハ
最後にはかろうじて握手もしてもらえました。フフフ
ステージでの表情もよく見えるので慣れていない分こちらが照れてしまうほど見つめらてしまいます。。
そして自分の出番でない時も端でそばにいる猫とじゃれ合ったり細かい芸をずっと見ているのも楽しいです。
荒川務さんのアイドル猫ラム・タム・タガーは大好きでしたが
今回は別の方で(しかも白衣裳)、それはそれで違う味わいが。
李涛さんの泥棒猫マンゴジェリーは初めて見ましたが、涛さんの初舞台はマンゴジェリーだったのですね。
これまでは歌唱力抜群なところを見てきたので
相棒ランペルティーザとの息ぴったりのダンスがしなやかでとても魅力的でした。
グリドルボーン(白いペルシャ猫)金平真弥さんの歌声が可憐で美しかった。
鉄道猫スキンブルシャンクスの劉昌明さんはイケメンだったし、
マジシャン猫ミストフェリーズではバレエも見られるので大好き。
片足連続回転(グランド・ピルエット)や開脚回転ジャンプ(グラン・ジュテ)で一周したり、
もうキャーキャーです。フフフ

そして。。若く美貌だった娼婦も年をとり落ちぶれれ嫌われ者となっているグリザベラ、
美しい思い出を歌い誰にも受け入れられない孤独な今を嘆く「メモリー」
木村智秋さんは二度目ですが個人的にこう胸に迫るものがなくイマイチで。。
名曲なのですが他の猫での歌声の方に魅力を感じてしまいます。スミマセン
子猫が寄り添い心を通わせやがて明るく幸せを求めるようにな姿も見て
他の猫たちも受け入れていき、特別な猫として選ばれ皆に見送られていく。。
宗教的な、哲学的なものも感じられる「キャッツ」は奥が深いです。。

■劇団四季 「キャッツ
[あらすじ]
満月が青白く輝く夜、街の片隅のゴミ捨て場。
たくさんのジェリクルキャッツたちが、年に一度開かれる“ジェリクル舞踏会”に参加するために集まってきます。
人間に飼いならされることを拒否して、逆境に負けずしたたかに生き抜き、
自らの人生を謳歌する強靭な思想と無限の個性、行動力を持つ猫。
それがジェリクルキャッツ。
そして今宵は、長老猫が最も純粋なジェリクルキャッツを選ぶ特別な舞踏会。
再生を許され、新しいジェリクルの命を得るのは誰か。
夜を徹して歌い踊る猫たち。
やがて夜明けが近づき、
ナイフで切ってしまえそうな静寂に向かって、
天上に上り、新しい人生を生きることが許される
ただ一匹の猫の名が、宣言されます。
その猫とは・・・。

[29日の出演者]
グリザベラ : 木村智秋
ジェリーロラム=グリドルボーン : 金平真弥
ジェニエニドッツ : 礒津ひろみ
ランペルティーザ : 大口朋子
ディミータ : 原田真由子
ボンバルリーナ : 西村麗子
シラバブ : 江部麻由子
タントミール : 大橋里砂
ジェミマ : 齋藤舞
ヴィクトリア : 土井礼子
カッサンドラ : 蒼井蘭
オールドデュトロノミー : 米田優
アスパラガス=グロールタイガー/
バストファージョーンズ : 飯田洋輔
マンカストラップ : 武藤寛
ラム・タム・タガー : 金森勝
ミストフェリーズ : 岩崎晋也
マンゴジェリー : 李涛
スキンブルシャンクス : 劉昌明
コリコパット : 入江航平
ランパスキャット : 高城将一
カーバケッティ : 齊藤太一
ギルバート : 龍澤虎太郎
マキャヴィティ : 桧山憲
タンブルブルータス : 大森瑞樹
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八犬伝トークショー

2011-02-03 15:27:47 | livE
シアタークリエ2月公演舞台 『深説・八犬伝~村雨恋奇譚~』
『深説・八犬伝~村雨恋奇譚~』ファンサイト応援中

□ぴあ 「 「熱量がすごい!」高橋一生、舞台・八犬伝で主演

ぃゃー、楽しかったです!!!
帝劇やTOHOなど日比谷に行くたび見かけて気になっていた八犬伝のポスター。
八犬伝といえば子供時代に見た真田広之×薬師丸ひろ子さん主演映画が大好きだし、
TBSドラマ」も見ました。
そんな八犬伝が舞台を控えたトークショーに参加できるという機会に恵まれ、
昨日2日シアタークリエへ行ってきました。
初めてクリエに入りましたがとても綺麗で無料コインロッカーも配備、
チケットカウンターでも素早く丁寧な対応でした。
(女性の支配人、企画など女性が多く関わっているシアターのようです)
客席は地階にあります。
当日受付でチケット入りの封筒が並んでいるなか自分で選ぶというもので、
端ながら3列目、キャストの表情がとてもよく見られました。
ステージからも最後列の方の顔までちゃんと見えるとのことでした。

広報の挨拶のあと司会進行として登場したのは、この舞台作家&演出の西田大輔さん。
こういう立場の方が自ら進行するというのは新鮮でした。
ネタバレに注意と言いながら、どんどん話しちゃっていいですよ、とも言うし。フフフ
初めて見ましたが勝手に抱いていたイメージとは違い茶髪長髪で若くもあるし。
だからこそというか柔軟な深く解釈された八犬伝が生まれたのかもしれません。
そしてキャストたちがステージに登場し、
 中村誠治郎 ・・犬川荘助
 大和田美帆 ・・・浜路
 保坂知寿 ・・・・玉房
 高橋一生 ・・・・犬塚信乃
 羽場裕一 ・・・・金碗大輔
 城咲あい ・・・・伏姫
 古川雄大 ・・・・犬坂毛野
という順で八犬伝衣装の自身のポスター前に置かれた椅子に座ってトークショーが始まりました。

自分の役柄についての説明や、隣に座っているキャストの第一印象、
稽古場でのエピソード、仲間とは、シアターの印象(声もよく通るようです)、
事前に募集していたファンからやマスコミからの質疑応答、などなど
ステージと客席が近いからか噛むなど最初は緊張も伝わるほど硬い感じもあったのですが、
羽場さんや誠治郎さんのムードメーカーっぷりもあって
徐々に皆さんの表情も柔らかくなり笑顔も多く、熱意の感じられる良いトークショーだったと思います。
アクションシーンも多いとのことで殺陣の稽古話も面白く、
剣だけでなく金碗大輔の杖、玉房の扇子、浜路のたった一手のアクションにも注目です。
大和田美帆さんが、音楽もとてもいいので世界観が広がって素晴らしいと話していました。
そして劇団出身の保坂知寿さん、宝塚出身の城咲あいさんが
ミュージカルではないけれど子守唄を歌うシーンもあるということで楽しみです。
クールに見える一生さんが、誠治郎さんと変顔を競い合っているというエピソードが良かった。
古川雄大さんは毛野での写真しか見たことがなかったので、
(女田楽師の姿が女優並みに美しいので)
素の姿が当たり前だけど普通のにーちゃんっぽいところが良かった。フフフ

玉房は悪人だけではない悲しい過去が背景にある感じで、
ただの勧善懲悪怪傑劇ではなさそうな所も好きになりそうです。
14日、21日の公演には何かオマケ的なものもあるようで。
一昨日初めて通し稽古をされたとかで初日に向けて大詰めになっていくことでしょう。
実際に公演を観るのがますます楽しみになりました。
ありがとうございました。


2011年2月2日(水)シアタークリエ


2日にHPリニューアルっ。
キャストのインタビュー映像等もUP。
■シアタークリエ2月公演舞台 「深説・八犬伝~村雨恋奇譚~

[あらすじ]
不思議な珠と痣を持つ青年、犬塚信乃戍孝。
亡き父との約束を果たすため、信乃は許嫁の浜路を郷里に残し、
名刀・村雨丸を携え旅に出る決意をする。
旅立ちの日、信乃の前に一人の男が現れる。
男の名は金碗大輔孝徳。
彼こそが夜ごと信乃の夢枕に立ち、旅路を促した男だった。

大輔は信乃に、同じ珠と痣を持つ七人の仲間を探すよう告げる。
そして八人が揃いしその時、信乃ら里見の八犬士の宿命について語ろう、と。
まるで夢物語のような話をにわかには信じられない信乃。
そんな彼を動かしたのは、浜路の家に仕える幼馴染・犬川荘助義任の存在だった。
荘助もまた、信乃と同じ珠と痣を持つ犬士の一人だったのだ。
信乃、荘助、そして一途に信乃を想う浜路の三人は、金碗大輔孝徳に導かれるようにして旅を始める。

美しき女田楽師に身をやつした犬士・犬坂毛野胤智をはじめ、
次々に仲間と出会う信乃たち。しかし、
村雨丸を狙い、その道中を阻もうとする謎の女がいた。玉房である。
聖女のような、鬼女のような彼女の正体とは?
また、八犬士たちの宿命の秘密を握る伏姫とは?
村雨丸に隠された秘密とは?犬士たちの熱き闘いが今始まる。。
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