隠れ茶を守る会 ブログ

茶処静岡の安倍川最上流、幻の銘茶の産地「梅ヶ島」の荒れゆく茶畑を・茶業を・景観を守るために活動を始めました。

旨みを味わうお茶の淹れ方 3種 you-tube アップいたしました

2015年01月16日 | 最新ニュース

海外でよく耳にする緑茶への質問

NO1 「どうして緑茶はあんなに苦いの?」

NO2 「あんなに苦い緑茶なのに、お砂糖入れないで飲むの?」

NO3 「日本人は緑茶を飲むから太らないの?」

 

これらの質問は、先にブログでもご紹介させていただいたACM(Asean Cofee Morning)やカタール大学でのイベントでもよく尋ねられました。

熱湯でさっと淹れてきりっと苦みを効かせ、香りを引き出して淹れた緑茶もとても美味しいのですが、どうも、「さっと淹れる」という常識が日本人とnon-日本人では異なるようです。

紅茶に慣れ親しんでいるnon-日本人にとって、お茶は「熱湯で5分以上浸出させ、しっかり茶葉を開かせてから、ミルク&砂糖を足して飲むもの」。

ですから緑茶も紅茶同様に熱湯にて茶葉を全開させているようです。

この方法で淹れてみると、本当に苦いお茶になることが分かりました。

 

これでは、緑茶ファンを増やすことは難しい!!

 

お茶のワークショップを開いて、苦くない緑茶もあるんですよ。淹れ方次第では全く苦くならないんですよ。とお伝えしておりますが私の伝播力は微少ですから、より伝播力のあるyou-tubeにてお伝えできれば、、、と作製&アップしてもらいました。

you-tubeを見ると「熱湯で淹れてはいけない」かのように捉えられるかと思いますが、non-日本人の皆さまにとって「苦くない緑茶」を自分で淹れられるよう敢えてそのような構成にしてあります。

お好みで熱湯でさっと淹れる美味しさは、「苦くない緑茶」を淹れられるようになった方への上級編として改めてアップできればと思います。

 

恥ずかしながら、先ずはご覧いただき、改善のためのご指摘やご提案をいただけますと幸いです。

How to Brew Green Tea with UMAMI: http://youtu.be/Z94_qQ24yTY

 

すでに「淹れた緑茶の色が分からない」などのご質問をいただきましたので、60℃x熱湯で淹れたお茶の色と茶殻の色を比較できるよう示してみました。

  

「お茶は緑色」と思っている方も多く、山茶は浅蒸し茶は「金色透明」であることも次回は盛り込んでお伝えできればと思います。

 

 

 

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